料理初心者さん必見。水溶き片栗粉の作り方と上手に使うコツ
比率を覚えれば簡単!水溶き片栗粉の作り方
水溶き片栗粉とは片栗粉を水で溶かしたもので、基本の比率は「片栗粉:水=1:2」。
この比率を覚えておけば、スープやあんかけなどの料理に上手にとろみをつけられます。
基本の比率は「片栗粉:水=1:2」|水溶き片栗粉の材料
片栗粉:大さじ1杯
水:大さじ2杯
分量についてのワンポイントアドバイス
上記の基本の水溶き片栗粉の分量では、200ccの液体に「あんかけ」程度のしっかりしたとろみがつきます。
さらにとろみをつけたいときは、片栗粉を大さじ1と1/2杯、水を大さじ3杯にします。
一方、軽くとろみをつけたいときは片栗粉を小さじ2杯、水を小さじ4杯に減らしましょう。
水溶き片栗粉の作り方
片栗粉をボウルに入れ、水を注ぐ
片栗粉を小さめのボウルに入れ、水を少しずつ注ぎ入れます。
スプーンで混ぜて、片栗粉を水に溶かす
スプーンで片栗粉が溶けるまで混ぜ合わせたらできあがり。
※片栗粉は時間が経つと水と分離し、水が透明になります。調理直前に、全体が白っぽくなるまでスプーンでしっかりと混ぜましょう。
水溶き片栗粉がダマになる原因と対策方法
強い火にかけたまま水溶き片栗粉を入れると、すぐに固まりダマになります。一度火を止めてから水溶き片栗粉を加えるのがおすすめです。
また、一気に水溶き片栗粉を入れるとダマになるため、ゆっくりと回し入れ、混ぜながら加えましょう。
水溶き片栗粉が全体になじんだら火をつけ、とろみがつくまで混ぜてください。
とろみがゆるくなってしまう原因と対策方法
火が弱かったり、加熱時間が足りなかったりするととろみがつかない場合があります。水溶き片栗粉が全体になじんだら、中火で1分以上加熱するのがおすすめです。
また、食材から水分が出ることでとろみがゆるくなります。その場合は水分の多い食材を避けるか、食材の水分を飛ばしてから水溶き片栗粉を入れてください。
もう失敗しない。手軽に水溶き片栗粉を作ろう
水溶き片栗粉の比率から、ダマにならないコツまで盛りだくさんでご紹介しました。今までレシピに書いてある「水溶き片栗粉」に疑問をもっていた方や、うまくとろみをつけられなかったという方も、コツをおさえて理想のとろみづけに挑戦してみてください。
基本を覚えたら料理によって片栗粉の量を変え、お好みのとろみに仕上げてみましょう!
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ライター:taki(料理家)