横浜東RCが創立70周年 「会員一丸で次の10年へ」
鶴見区内を中心に活動する奉仕団体「横浜東ロータリークラブ」(齋藤実会長)が創立70周年を迎え、2月21日に横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ=西区=で記念式典を開いた。あいさつに立った齋藤会長は「ロータリークラブの誇りと伝統を重んじ、継続した奉仕活動に取り組みたい」と意気込んだ。
同クラブは1955年に創立。神奈川県で6番目、横浜市内では2番目に設立された歴史のあるクラブ。現在は54人が所属し、歴代の総会員数は546人にのぼる。
区内を中心に様々な奉仕活動を行い、その中でも日本ボーイスカウト神奈川連盟横浜第58団の創設や、青少年育成のためにクラブ独自で奨励金を設け、文化芸術やスポーツなどで地域社会に貢献する個人や団体などに助成を行ってきた。
記念式典には国際ロータリー第2590地区の長戸はるみガバナーなど多くの来賓やクラブ関係者ら約120人が参加。あいさつに立った齋藤会長は「今年度は『StepUpTogether!』をテーマに、同じ目標を目指して会員一丸となって次の10年に進みたい」と力強く語った。
その後はクラブが長年支援する(公社)神奈川被害者支援センターへの寄付金贈呈や、能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市の珠洲ロータリークラブへの義援金贈呈などが行われた。
第2部では記念講演として東京電力執行役副社長の小野明氏が「ロータリーと私」というテーマで講演。その後行われた祝賀会ではこれまでの活動がスライドで紹介され、会員たちが歓談しながら交流を深めた。