『病魔に侵された母猫』が子猫と過ごした日々…限られた時間の中で見せた『愛情溢れる姿』に「涙で読めなくなった」「強さに感動」と108万再生
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント『おまつ⭐️保護猫活動してます⭐️』へ投稿された、保護猫親子の様子です。やっと安心して暮らせるはずだったのに、病魔に侵されてしまった母猫。残された時間の中で我が子に見せた愛情深い姿が、「涙無しでは見れませんね」「泣けちゃいました」と評判で、108万回以上再生されています。
今でも忘れられない猫
保護猫活動をしている投稿者さんには、何十年経っても忘れられない猫が3匹いるといいます。そのうちの1匹が、厳しい外の世界で子猫を守り暮らしていた母猫。猫親子を心配した方からの連絡で、投稿者さんの元へやってきたのだそうです。
無事に親子そろって保護が完了し、硬い石の上での生活から暖かい家の中へ。ケージの中でも親子はいつも一緒で、トイレの中で一緒に眠ったりすることもあったのだとか。このまま譲渡会の日まで安心して仲良く過ごせるはずでした。
病魔に侵された母猫
ある日、母猫の体調が思わしくなく、急遽検査入院することに。安心できる存在を急に失っった子猫はとても寂しそうで、悪い結果が出ないことを祈る投稿者さん。しかし、突き付けられたのは辛い現実だったのです。
やっと帰ってきた母猫は、歩けなくなっていました。検査の結果は「体のあちこちを癌に侵されている」という、とても辛いもの。それでも母猫は弱音を吐くことなく、最後の最後まで子猫を守ろうとする強い母の姿を見せてくれたのです。
強く生き抜いた愛情深い母猫の姿
もう親子が一緒に暮らすことはできないという辛い現実。そんな中で、久々に再会した子猫と一緒に食事をとると、母猫はいつも以上に丁寧に毛づくろいをしてあげていたのだそう。これが最後なんだと、母猫自身も分かっていたのかもしれません。
親子で出るはずだった譲渡会に子猫が参加し、譲渡先が決まった数日後。母猫は安心したのか、お空へ旅立っていきました。投稿者さんは今でも、辛い外の世界でも子猫を守り抜き、病魔に侵されても最後の最後まで愛情を注いでいた母猫の姿に、同じ母として色々と考えさせられ忘れることができないといいます。
この投稿へは「ただただ涙です」「必死に守ってきた我が子の幸せを見届けられてよかったね」「素晴らしい親子愛です」「子猫への深くまっすぐな愛情」「ママにも幸せになって欲しかったですね」「いかに野良猫が過酷な環境に置かれているのか全ての人に知って欲しいですね」「私も、母親ですがリスペクトしかありません」「命を懸けて最後まで育ててくれたママの分迄幸せにならないとね」など、母として愛情深く力強く生きた母猫の姿に感動した視聴者から多くのコメントが寄せられています。
Instagramアカウント『おまつ⭐️保護猫活動してます⭐️』では、投稿者さんが保護した猫たちの日々の様子や、保護猫活動の内容などが公開されています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「おまつ⭐️保護猫活動してます⭐️」さま
執筆:和雅
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。