恋愛は人間修行!大久保佳代子とらぶぶらLOVE出張版!
6月15日(土)ゲストにお迎えしたのは大久保佳代子さん。
今回は人気のポッドキャスト番組「大久保佳代子とらぶぶらLOVE」とのコラボレーション企画、
「大久保佳代子とらぶぶらLOVE ~井上どあ 出張版~」と題して、恋のお悩みにお答えしました!
「大久保佳代子とらぶぶらLOVE」から構成作家の武村さんも参戦!
結婚相手は本能で選ぶべきか、理性で選ぶべきか
【ラジオネーム:「虚無虚無プリン」さん 20代 / 女性】からのお悩み
私は結婚を目前に控えている20代の女です。人生の帰路に立っている今、私は究極の二択で迷っています。
それは【結婚相手は本能で選ぶべきか、理性で選ぶべきか】ということ。A君は誠実で思いやりがあり、性格や価値観も合うため一緒に過ごしていて心地が良いのですが、なぜか男性としての魅力には欠けており、あまり異性として惹かれません。
それに対してB君は声や匂い、肌の温度、醸し出す空気感、体の相性などが抜群に良いのですが、性格に難がありすぎて人として尊敬できる点が一つもありません。
理性(頭)で考えた時に、将来幸せな生活が送れるであろうA君との結婚を真剣に考えつつも、B君の持つ、なんとも形容し難い魅力に本能(体)で惹かれてしまっています。
こんな時大久保さんなら、自分の理性と本能、どちらで惹かれた相手と一緒になることを選びますか。
二人同時に関係を持ってしまっている私が悪いということは重々承知ですが、結婚前に自分の気持ちをハッキリさせたいので、何かアドバイスをいただけますと幸いです。
井上:ええ~…
犬山:これは…
大久保:この方はだから、天秤って言い方はちょっとアレですけど、同時に…でも結婚してるのが犬山さん(かみさん)しかいないから…かみさんのパターンはどんな感じなんですかね?
犬山:私はでもどっちかっていうと、まあ、誠実そうな優しい、一緒にいて居心地のいい、人としても尊敬できる人とお付き合いして、そのまま結婚したという感じで。うおー!っていう燃えるようなタイプでは なかった。まあもちろん恋愛はしましたけどね。
井上:よく言いますよね。本能で選ぶか、理性で選ぶか…
犬山:でも「男性としても魅力には欠けており」ってね(笑)
井上:酷くない?(笑)
大久保:ここは多少ないとキツイと思うんだけどな…
井上:なんか、こうやって見られてるんだって思って、男からすると(笑)
犬山:(笑い)
井上:天秤にかけられて分析されてるんだって(笑)
大久保:それはわかるけどさ、男側が女性を見たときにも、結婚相手としての女性と…
井上:この2択はどっちもなくないですか。2択にしてる時点で天秤にかけてる時点でないでしょうって思っちゃう。
犬山:確かに。
井上:完全上から目線で天秤にかけちゃってるから、どっちともうまくいかないでしょって思っちゃう。
大久保:どうですか。じゃあ。
武村:そうですね。AとBが混ざってる人を探す旅な気がするんですよ。井上さんがおっしゃってるみたいにAとBでもう完全にわかれてる時点で、どっちにしたって多分不満が出るから、あんまり選ばない方がいいんじゃないって思います。
井上:結婚はやっぱりBさんの方が良かったとか、体がやっぱり大事だったんだって思うだろうし。BさんとなったらBさんで、やっぱり性格だったんだって思うだろうし。
武村:そうですね。だからこれがうまくバランスよく混ざり合ったCくんを探した方がいいだろうと思う。そういう人が多分いるだろうし。恐らくですけど。
大久保:そんな無責任にいるって言っていい?
一同:(笑い)
武村:や、そういう人と出会ったから結婚するもんだと僕は思ってましたよ。拗らせ側としては(笑)
大久保:確かに。まあ、今GOすることはないか。
犬山:そうですよね。
井上:なんでこの究極の選択で…なんかどっちかにしなきゃいけないってなってんだろうっていう。
井上:大久保さんだったらどうですか?
大久保:…私は…20代だったらBくんにいってると思う。結婚はしないかもしんないけど、今Aくんと結婚することでBくんは切らないと思う。だから結婚を先延ばしにして…やっぱり何か20代って本能に行った結果、駄目な人とばっか付き合ってたんだっていう気はしますけど。そんなたくさん付き合ってないけど。結果蓋開けたらすごい駄目な人だったなっていうのはありますが。
でもやっぱり、そこがもう何か本能が引かれてるってことで、その人のことも脳内が好き好き好きになっちゃってるんで、これが恋愛なんだと思って。
犬山:わかります。「好き好き好き!」になったら、別にAさんがいくらいい人だろうが、同じタイミングで連絡きたらもう絶対Bさんの方いきますもんね。
大久保:そう!そういうことだね。
井上:遊びだとそうじゃない。結婚でもそれでいいですか。
大久保:でもこういうときってさ、尊敬できる点が一つもなかったとしてもさ「こんな駄目な人間、私しかわかってあげられないんだよな」っていうのに陥りがち。
一同:(笑い)
井上:それダメなサイクルじゃないですか(笑)
大久保:だからこの人は今結婚しなくていいって。
犬山:そう思います。
井上:この2人じゃない気がするんだよな。
武村:そうっすね。後悔するというか自分でもわかってんじゃないですか?
井上:止めてほしいんじゃないかな~?
大久保:まだ20代ですしね。
井上:20代だからこそ楽しいんだろうな~
大久保:OK解決です!
一同:(笑い)
彼から「かわいいね」と言われた事がない
【ラジオネーム:「かに」さん アラサー/女性】からのお悩み
二年ほどお付き合いしている同年代の彼がいます。
しかし、彼から「かわいいね」と言われた事がありません!
私は営業職ということもあり、見た目や清潔感には気を遣っていている方だと思います。
しかし、私は彼と一緒にいる時は関西弁でお喋りだし「あはは!」とよく笑うので、彼からは「喋らなければ綺麗な女性って感じ」とか「まぁまぁかわいい」と冗談混じりに言われます。
私は「その言葉は冗談にしては笑えない。失礼。傷付くからやめて」と指摘し改善しましたが、かといって純粋に褒められる事もなく。
彼からはプロポーズされており、結婚するくらいだから、私の見た目も中身も好きなんだろう、と納得させています。が、彼の元カノはとっても美人な方だっと知っているので、比較してしまいます。
やっぱり大好きな人から「かわいいね」と言ってもらいたいのです。
このモヤモヤをどう解決すれば良いのでしょうか?
犬山:わかる、わかる~。しかも元カノの顔を知っちゃてるんだ…
大久保:いのさんは言うタイプですか?
井上:言えませんでした。20代の頃とか「好き」とかも全然言えないタイプ。
大久保:おお~それは変わってきたんですか?
井上:それを変えたんですよね。言った方が「楽」だなと思って。
大久保&犬山:「楽…???」
井上:…アレ?(汗)
大久保:そんな、びびらないでください。
一同:(笑い)
井上:例えば「おはよう」みたいなことで「好きだよ」とか「かわいいね」って言った方がお互いが円滑に進むんで。それまで言うことが「好き」の言葉の価値を下げてる。そんな言うもんじゃないんじゃないって思ってたんですけど。20代の時とか。
犬山:ここぞというとき、俺の想い「好き」をくらいやがれ!!みたいなこと?
井上:確かに、かといってそう言うこともしてなかった…(笑)いつ言うんだって話だったと思うんですけど、あんまり言えないタイプだったんですね…
大久保:でもどうだろう。おはようぐらいの感覚で「好き」って言われるのまたちょっと「かわいい」とかは違いますよね。もうちょっと何か自信を持たせてくれる「かわいい」…をね?
犬山:欲しい~~欲しいです~
大久保:言うタイプ?
武村:いやでも、井上さんが仰ってるみたいにちょっとずつ言えるようになってきたって感じです。照れずに。
大久保:言った方がいいと思ってるから?
武村:言った方がいいってのもちょっとずつありますし、やっぱ照れてたんです。何かセリフとして言ってる感じがあったんで。それがちょっとずつ自分の言葉として言えるようになってきたって感じです。
大久保:この彼もそういうことなのかな?
武村:と思いますけどね。「まあまあかわいい」は「めっちゃかわいい」だと思うんです。
犬山:え!あ!そうなんですか??
井上:うん。
武村:冗談交じりに言わないと多分耐えられないと思うんですね、自分が。
井上:あと、酔っ払ったときにしか言えないとか。
犬山:え?だって我々は「酔っ払ったときの男性の言葉を真に受けるな」とそう教わってきましたよ(笑)
大久保:はい、教わってきましたよ。
井上:だからそのしらふで面と向かってマジではちょっと言えないとかっていうことだと思うんですよね~
大久保:でもすごく安く何回も「かわいいね、今日もかわいいな、大好きだよその顔」って言われるのもやっぱ安い感じがするから、本当にポイントポイントでちゃんと言ってくれる。
犬山:うん。
大久保:ちゃんと見て、ずっと見て「ん~~かわいい顔してるんん~♡』みたいなのが出てきて、すごい私のこと愛おしいと思ってんじゃん!っていう瞬間ね!
一同:(笑い)
犬山:わかる~~!!そうそうそう!それが欲しい!!
井上:それは言葉以外じゃ伝わらないすか?やっぱり言葉が欲しいですか?
大久保:言葉以外でどうやって伝えるの?
犬山:うお~~ん!見たいな動きで分かれってことですか?(笑)
井上:なんかでもこう、愛おしいっていうのを、なんかこう…(笑)
犬山:いのさんやってよ~(笑)
大久保:でもわかる。この「かに」さんの彼氏は多分言ってるよ。かわいいと思ってるよ。
犬山:なんかさっきの「まあまあかわいい」は「めちゃくちゃかわいい」っていうのですごい勇気が!
井上:あとは伝えてみたらいいんじゃないですかね?「かわいいって言って欲しいな」とか。
武村:「その言葉は冗談にしては笑えない。失礼。傷付くからやめて」っていうのが、ノリで返してたらもう絶対伝わらないですよ。
大久保:ああ~なるほど。
武村:「傷からやめてよ~!』とかなんか関西弁のノリもあるんで、それで言っちゃうと多分その突っ込みっぽい感じに聞こえちゃうんで、伝わらないと思うんですよ。でも本気で傷ついた感じを見せれば…
井上:やらないと思うんだよな男は…
大久保:なんかこうやってお互いが教育し合って、より良い関係を作っていくのが”カップル”といういうものなんですね…
一同:(笑い)
大久保:本当人間修行だよね。人と付き合うんで
犬山:ね!それはもう本当にそうですよ。