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知る人ぞ知る“垂水らしい”新店『海鮮居酒屋 喜』の海鮮ランチ 神戸市

Kiss

昨年末にオープンした『海鮮居酒屋 喜(よろこび)』(神戸市垂水区)。漁港や市場から仕入れた新鮮な魚介類がいただける、垂水らしいお店です。ご近所さん以外にはまだあまり知られていない、隠れ家的なお店を取材しました。

垂水駅から徒歩約7分、「水道橋」バス停からは徒歩約3分です

垂水駅東口から北東に歩いて約7分。大通り沿いではないので少し見つけにくいかもしれませんが、そんなところも“知る人ぞ知る”特別感を味わえます。

外からは店内の雰囲気が分からないので、少し緊張しながらドアをオープン。

木の香りが漂ってきそうなピカピカのテーブル、椅子!

思わず「きれい」と呟いた店内はすっきりとシンプル、そしてお洒落。失礼ながら外観からは想像がつかなかったシックな雰囲気です。

広々とした掘りごたつの席もあり、家族で訪れてもゆっくりと過ごせそうです

「ご家族で、お子さんと一緒にもぜひお越しください」と話す店主の石塚さんは、ホテルやゴルフ場、回転寿司店で経験を積んだ和食料理人。

長年培ってきた料理の技術はもちろんのこと、大手企業の管理職として働いた経験から得た細やかな気配りは一流で、店内には心地の良い空気が漂います。

「水質が良いんです」という生け簀で泳ぐ魚は見るからに元気!

同店でいただけるのは、近くの垂水漁港で揚がった魚や市場で買い付けられた魚介類など。店内には生け簀があり、常に新鮮なお魚がいただけます。夜には「昼網」の魚も使われるそう。

今回は、「贅沢寿司ランチ」をいただくことに。

「贅沢寿司ランチ」2,200円(税込)

目にも鮮やかなプレート!美しく握られた8貫のお寿司に天ぷら、茶碗蒸し、小鉢にお味噌汁と盛り沢山です。

透き通った白が印象的な「鰤とろ」は、脂の乗った旬のブリを軽く炙ったもの。香ばしさが広がり、トロリととろけます。

「黒鯛」は昆布締めに。弾力があり、噛むとねっとりとしてまろやか、凝縮された旨みとともに甘みも感じます。

大きな「一本煮穴子」!ふわっととろけます

一見普通のお寿司ですが、それぞれの魚に合った細工が加えられ、口に含むと新たな発見があって嬉しくなります。

海老、えのき、大葉、どれからいただこうか迷います

天ぷらは、もちろん揚げたてです。目の前で揚げられる贅沢。1本ずつサクサクのえのきに感動!

坊勢島産「アカモク」のお味噌汁はとろみがあって美味

お寿司は一貫が大きすぎず、最後まで美味しくいただける量です。

ランチはほかにも、早くガッツリ食べたい人にぴったりの「海鮮丼」1,540円や、生ものが苦手な人向けの「煮穴子重」1,980円、「唐揚げ定食」1,100円(すべて税込)などさまざまなことが考えられたラインナップで、どんなシーンでも訪れやすいと思いました。

手作りのメニューブックが分かりやすくて素敵

また、夜のメニューが多いことにも驚きました。魚介類はもちろんのこと、サラダもお肉もご飯ものも種類豊富!「会社員時代、近くにあったら毎週通っていたかもしれません」と言うと、「近くにこんな店作ってくれてありがとう〜と毎週通ってくださるお客様もいらっしゃるんですよ」とのこと。そうですよね〜!

「選ぶメニューの種類が多いとそれだけ楽しんでもらえるかなと思って」と笑顔の石塚さん 。お酒の種類も豊富ですよ

最後に念のため、本当に子どもと一緒に来店してもよいのか聞いてみたところ「もちろんお越しください」と石塚さんご夫妻。「お子さんが食べられるメニューも揃えているつもりです。おいしい、きれい、嬉しい…という反応を近くで感じることができるのは、自身で店をオープンして良かったことのひとつです」とにっこり。

「素敵な工務店さんとの出会いに感謝です」人とのご縁を大事にする石塚さんらしい言葉です

生ものを扱う店として衛生管理も徹底されています。当たり前のことかもしれませんが「まず安全であること」を第一に、食材の特性を考え、風味を損なわないよう最大限の配慮をしながら調理しているというところに、安心感を覚えました。

おしゃべり好きの石塚さん、カウンター越しのおしゃべりも楽しそう♪

丁寧に作られるお料理に、きれいで落ち着ける店内、そして温かい店主夫妻。お酒を飲む人も飲まない人も、きっと満足できる居酒屋さんですよ。


場所
海鮮居酒屋 喜
(神戸市垂水区川原4-1-13)

営業時間
昼 11:00~14:00(L.O.13:30)
夜 17:00~22:00(L.O.21:30)

定休日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

駐車場
1台分あり
近隣にコインパーキングあり

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