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伝統継ぐ手作り凧 空高く 中和田南小4年×保存会〈横浜市泉区〉

タウンニュース

(写真上)凧揚げを楽しむ児童  (写真下)保存会メンバーらと一緒に凧揚げ成功を喜ぶ

中和田南小学校の4年生が3月14日、深谷通信所跡地で自分たちで作った凧を揚げ、伝統文化に親しんだ。

4年生は昨年秋ごろから社会科の時間を使い、「地域に受け継がれる伝統文化」を学んでいる。その中で400年の歴史がある相模凧を知り、相模凧いずみ保存会(清水幸男会長)の協力を得て、凧の歴史や特徴などを勉強した。

14日の凧揚げでは、児童らが竹ひごを使って作成した骨組みに、歌舞伎や富士山などを題材にして描いた凧絵を貼った手作り凧が大空高く舞いがった。正方形なのも相模凧の特徴の一つで、今回は約90cm四方の凧を9つ作った。

児童の一人は「凧は走って揚げるものだと思ったけど、ちゃんとした凧だと走らなくてもすぐに揚がる」と驚いていた。清水会長は「子どもたちは凧絵もうまく、糸目付けも上手だった。凧の楽しさを知って将来保存会に入ってくれれば」と話していた。

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