【たつの】「エデンの東」龍野城下町の町家喫茶で洋食ランチ♪看板商品『お醤油ロールケーキ』も!
1979年創業の老舗喫茶店「エデンの東」は、たつのの城下町の一角にあります。創業当初から人気のピザやコーヒーのほか、軽食やドリンクなど、メニューを豊富に取りそろえています。龍野城下町に溶け込むレトロな外観と、アンティークな家具で統一された昭和レトロな店内が魅力の町家喫茶でのんびりくつろぎのひとときを♪
・1979年創業の町家喫茶「エデンの東」
たつのの城下町の一角にある老舗喫茶店「エデンの東」。元々旅館だったこの建物はおよそ100年前に建てられた古民家だったそう。店主にとっては実家であり、この町にとっては旅館だったこの場所を、当時の趣を残しつつリフォーム。1979年に喫茶店として生まれ変わりました。
尼崎に古くからあった街灯に「エデンの東」の名を刻んだこの街灯は、同店とともに時を重ね、2024年で45年目となります。白と黒のシックな見た目が、この城下町の雰囲気によく合いますね。
引き戸を開けると、そこはもう昭和の世界。ヴィンテージ家具や写真が飾られたアンティークな空間が待っています。
店内に入ると店主が「いらっしゃい!」と明るくお出迎え♪広い店内には、カウンター席や大小さまざまなテーブル席が配置され、どの席もゆったりとしています。
ジャズがかすかに流れる店内はどこに居ても居心地が良く、常連さんも初めて訪れたお客さんも、時間を忘れてしまうほど会話が弾む・・・なんてことも。同店が老若男女に親しまれている理由は、町家の風情に昭和のレトロ喫茶のような懐かしさが入り交じる雰囲気の良さにもあります。
・まるで洋食屋のコース料理!?本格『気まぐれランチ』
『気まぐれランチ(コーヒー付き)』1,480円
まるで洋食屋さんのコースを食べに来たかのような『気まぐれランチ』は1,180円、コーヒー付きでも1,480円で味わえます。メニューの内容も、メニューが変わるタイミングも気まぐれとのこと。いつ訪れても期待を裏切らない本格的な味わいが楽しめますよ♪
料理はすべて手作り。スープは「ダイコンとタマネギとジャガイモのポタージュ」など、旬の野菜をたっぷり使った季節感あふれる一品がお目見え。野菜本来の甘みが際立つ上品な味わいと、ジャガイモの優しいとろみが冷え切った体を温めてくれます。
厚切りにした豚肉を、赤ワインやトマトソースでことこと煮込んだ「豚肉のソテートマトソース煮込み」が冬の定番メニューです。クリスマスをちょっぴり意識した店主自慢の一皿には、ダイコンのピクルスやふきの煮物など、手の込んだ自家製の副菜もかわいらしく盛られています。
リーズナブルな『日替わり弁当』(800円)もスタンバイ。こちらは、唐揚げやフライなどの家庭料理がメインで、何が登場するかはその日のお楽しみです。
・自家製ケーキとコーヒー
『ブレンドコーヒー』450円
店主こだわりの『ブレンドコーヒー』は浅煎(い)りでコクや苦味が少なめ。浅煎り=酸味が強いと思われがちですが、フルーティーな香りが口いっぱいに広がるあっさりとした風味に仕上げられていて、毎日飲んでも飽きのこない味わいです。
注文が入ってから店主が一杯ずつサイフォンで淹(い)れてくれるコーヒーは雑味が少なく、味わいまろやか。普段コーヒーを飲み慣れていない人でも飲みやすい、スッキリとした後口も自慢です。長時間滞在するお客さんも多く、常連さんの中にはお代わりをする人も。
『季節のケーキ(リンゴとクリームチーズのパイ)』~450円 ※季節限定
常時4~5種類あるケーキはすべて手作り!昔ながらの『ベイクドチーズケーキ』や季節限定ケーキはどれもコーヒーとも相性抜群です。
冬は、旬のリンゴが主役の『リンゴとクリームチーズのパイ』がスタンバイ。一見アップルパイのようですが、クリームチーズとリンゴという組み合わせがとてもあっさりしていて、甘党さん以外からも食べやすいと評判です。シャリっとしたリンゴの甘煮の食感もたまりません。
『お醤油ロールケーキ』380円
同店の看板スイーツ『お醤油ロールケーキ』は、お腹がいっぱいでも味わいたい逸品。この町の特産品であるしょう油を使った“しょう油の町らしい一品”です。キメの細かいスポンジ生地にも生クリームにもしょう油入り。キャラメルに近い香ばしさがふわっと香る新感覚の味わいは、一度食べるとリピート必至です!
ミルクセーキやソーダフロート、コーヒーゼリーなど、懐かしさを感じるレトロなドリンクやスイーツも充実しています。アンティーク家具に囲まれた昭和レトロな空間で、おしゃべりやカフェを楽しみながら、昭和時代にタイムスリップしませんか?
■詳細情報
■DATA
エデンの東
所在地
兵庫県たつの市龍野町上川原52
電話番号
0791-63-1273
営業時間
8:00〜19:00