家族と田舎暮らしを愛する魅力的な男・パトリックに潜む“闇”とは？『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』特別映像
『ゲット・アウト』『M3GAN／ミーガン』など数々のヒット作を生み出し、ハリウッドのホラー界を牽引するブラムハウス・プロダクションズの最新作『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』が、12月13日（金）より公開される。このたび、ジェームズ・マカヴォイがナビゲートする特別映像が解禁となった。
待っているのは、想像を絶する“最恐のおもてなし”
英国アカデミー賞ライジング・スター賞受賞のジェームズ・マカヴォイ（『IT／イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』、『スプリット』）が、最恐の“おもてなし”をするパトリックを怪演。監督には、『バイオレンス・レイク（未）』『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』など英国出身でサスペンスの名手ジェームズ・ワトキンス。散りばめられた違和感、手に汗握る緊張の連続、そしてこの家族の闇が暴かれたとき、逃れられない絶望へと変わる。想像を絶する恐怖へと引きずり込む“おもてなし”スリラーが、日本を震撼させる。
家族と田舎暮らしを愛する魅力的な男・パトリックに潜む“闇”とは？
本作は、ロンドン在住のアメリカ人のベン一家が、バカンスで訪れた旅行先でイギリス人のパトリック一家と出会うことから始まる。両家族ともに父、母、子供の3人で、子供同士の年齢も近かったため、すぐに意気投合。その後、パトリック一家の自宅へと招待されることに。しかし、一見普通に見えたパトリック一家の“おもてなし”に違和感を覚え始める…。今回公開されたのは、そんなおもてなし一家の主・パトリックの複雑なキャラクターについて、役を演じたジェームズ・マカヴォイがナビゲートする特別映像。
「ブラムハウスは最高だ。背筋が凍る作品だ」と語り始めるジェームズ・マカヴォイは、本作でブラムハウスと3度目のタッグを組み、新たな難役に挑んだ。映像では、彼が演じたパトリックのキャラクターについて説明している。パトリックは、若く美しい妻と幼い息子と共にイギリスの片田舎での暮らしを愛する“自称医者”だ。映像では、パトリックはベン一家を自宅に招き、一緒に自然の中を散策したり、手厚くもてなし、食事を楽しんだりと、楽しいひとときを過ごす様子が映し出されている。
しかし、マカヴォイが「闇が潜んでいるんだ」と語るように、初めは豪快で陽気に見えたパトリックの異常さが次第に浮き彫りになっていく。指をケガしたルイーズ（トーマス・マッケンジー）に対し、医者だと名乗っていたにも関わらず、突然「医者じゃない。素人だ」と言い出し、さらに別の場面では、子どもたちがダンスを披露する中で、息子に異様なほど激怒する様子も見せている。その姿はまさにパトリックに潜む闇の一面を表している。マカヴォイは、「（パトリックは）自らの行いを正当化しようとする。悪質なゲームさ」と説明し、彼がベン一家をもてなし、信頼関係を築きながら、次第に恐怖へと引きずり込む過程を楽しんでいることを指摘している。
映像では、悩みを抱えるベン（スクート・マクネイリー）を親身に励ます姿や、妻や息子と仲むつまじい様子など、理想的な家族像を見せる一方で、様々な手法で彼らを恐怖に追い詰める姿も映し出される。パトリックは人を引きつける魅力を持ちながらも、恐怖や混乱をもたらすという二面性を持った複雑な人物として描かれている様子を捉えた特別映像となっている。
『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』は12月13日（金）より全国公開