日立Astemo厚木工場野球部 粘りのプレーで全国つかむ
日立Astemo(株)厚木工場野球部が、9月13日(金)から開催される「天皇賜杯第79回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント大会」(静岡県)に出場する。
全国大会出場をかけた6月の県予選決勝で、昨年サヨナラ負けを喫した湘南信用金庫と対戦。延長戦にもつれ込む接戦の末、タイブレークで1点を失った裏の攻撃で逆転勝ちを演じ、3年振り18回目となる全国大会への出場を決めた。
国スポ出場も
同部はほかにも、10月10日から始まる「第78回国民スポーツ大会軟式野球競技会」(佐賀県)に3年連続で出場する。
5月の県予選で優勝して神奈川代表の座をつかみ、8月の関東ブロック大会に進出した。千葉代表のチームと対戦し、2点ビハインドの9回裏に1点を返すと、逆転サヨナラツーランで大会への出場権を得た。
いずれも劇的な逆転で大舞台への切符をつかんだチームは、9月3日に厚木市役所を訪問して山口貴裕市長に結果を報告した。鈴木朝也監督は「チーム一丸で諦めず予選を勝ち抜けた。まとまりのある粘り強いチーム。最低でもベスト8以上、目標は優勝」と語り、清水頌太主将は「日頃から全国で勝つことを目標に練習に取り組んでいる。粘り強く戦いたい」と意気込んだ。
山口市長は「接戦を制した経験は全国でも生きると思う」と更なる活躍に期待を寄せた。