「食費が少ない人」が過去に失敗した“NGなまとめ買い3選”「食費節約にならなかった…」
今や定番の節約術となった「まとめ買い」ですが、ただどっさり食材を買えばいいというわけではありません。買うものや量を間違うと、節約どころか食費がかさみ逆効果です。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが、過去に失敗した「NGなまとめ買い」についてご紹介します。
NG1.大量に買いすぎる
まとめ買いで一番気を付けたいのが、必要以上に買うこと。使い切れる量を超えて買い込むと、食材を使い切れず余らせてしまったり傷んでしまったりと悪循環です。
わたしは過去に、野菜やお肉を大量に買いすぎて冷蔵庫をパンパンにしたことが数知れず……。お肉や魚は冷凍して難を逃れましたが、野菜は傷んでしまいロスした経験がありました。
今は週に1回のペースでまとめ買いをしているので、気持ち少なめに6日分の食材を買うように意識しています。事前に買うものをメモして、「予定以外のものは買わない」と気持ちを強く持つことも大事。余計なものを買わずに済むので、買いすぎを防止につながりますよ。
NG2.賞味・消費期限をチェックせずに買う
食材をどっさり買うと、賞味期限(消費期限)を管理するハードルが上がります。食べ物が大量にあるので、どれがいつまで食べられるのかを把握するのがむずかしいんです。
まとめ買いを始めてすぐのころはきちんと管理ができず、「これ今日までだ!」と焦って使うことが多々ありました。賞味期限に追われるのは地味にきつく、ときには期限切れに気付かずムダにすることも……。
今は、買い物をするときに必ず賞味・消費期限をチェックして、足のはやい食品を買いすぎないよう意識しています。はやく食べた方がいいものはカゴにひとまとめにするなど、食べ忘れを防ぐくふうをすると、期限に追われることもなくなりました。
NG3.買い足してしまう
まとめ買いのデメリットは、特売日に買い物ができないこと。スーパーによってはタイムセールやポイントアップデーがありますが、まとめ買いでは一度にどっさり食材を買い込むため、お得なタイミングを逃すのは仕方がありません。
特売大好きなわたしは、以前はセールチラシを見ては特売品に飛びついていました。結局買い足してしまっては、まとめ買いの節約効果はゼロ。食材が余り、在庫を必要以上に抱えることになります。
今は、セールチラシを見ること自体をやめて、お得情報をシャットアウト! わざと遮断するようにしてから、特売の誘惑にのってムダ買いすることがなくなりました。
コツさえつかめば失敗しない
食料品のまとめ買いは、1回あたりの買う量や買い方に気をつければうまくいきます。事前に買うものリストをつくっておくと、買い忘れや買いすぎも防げますよ。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア