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船カワハギ釣りで24cm良型ゲット【茅ヶ崎・まごうの丸】深場の小さなアタリを攻略して連発

TSURINEWS

カワハギ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

12月16日(月)、相模湾茅ヶ崎のまごうの丸からカワハギを狙って釣行した。当日は水温低下で群れが固まってきたのか、活性はイマイチながら船中誰かが釣れている状況。良型主体にトップは11尾と数を伸ばした釣行の模様をレポートする。

まごうの丸でカワハギ釣り

受け付けのあと、第二十五まごうの丸に乗り込む。古山卓也船長にあいさつして近況を聞くと「水深40~60mの深いポイントを狙いますが、アタリはとても小さいです。これを釣るには、竿を動かしてばかりいるとアタリが見えずエサを取られるだけ。仕掛けをステイさせる時間を長めに取り、アタリをいかに捉えるかがコツです。」と教えてくれた。

船宿の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

当日の状況

定刻の6時半に左舷9人、右舷6人で出港。釣り場の海況は晴れ、北風2~3m。前日のシケの影響でウネリが残り釣りづらかった。

カワハギタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

7時20分、「水深50mです。どうぞー」と投入OKの合図。流し始めの序盤はベラやトラギスなどのゲストが優勢だったが15分ほど経過したころ、カワハギらしきアタリをキャッチ。聞き上げるとハリ掛かりしたが、2~3m巻き上げたところで外れてしまった。

その後、サバフグが何人かに掛かり、開始から25分で移動のアナウンス。

日の出時刻に出港(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

カワハギ第1号は24cm

ふた流し目は水深45mからスタート。右舷トモ寄り3番の北條さんの竿が叩かれた。下バリに掛かってきたのは24cmカワハギ。「オモリを海底に着けて、ゼロテンで待っていたらアタリがきました」と話す。

北條さんが船中第1号(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

続いて同トモ寄りに並ぶ前者の釣り仲間にもヒット。山口さんの上バリに17cm、大ドモの近藤さんの中バリに20cm級が連続ヒット。

近藤さんに20cm級(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

筆者にも24cm本命

「上バリにも掛かってくるようになったので活性が上がってきたのかな」と思っていると、私の竿先にコンコン、コンと待望のシグナル。ひと流し目のバラシの対応として、今度は聞き上げから即電動巻き上げするとフッキング。上から2番目のエビエサに掛かってきたのは20cm。

このあと、右舷ミヨシ2番の若林さんにひと回り大きい22cm。流し後半では私に24cmがきたあと、同級のメイチダイ。

船は30分で流し変え。3流し目も同じ水深から狙っていくと、右舷2番と同大ドモに20~24cmの本命。

筆者に24cm(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

深場の釣りに試行錯誤

10時ごろからウネリが少しずつ収まってくると、ここまで船のアップダウンに苦戦していた右舷ミヨシの黒田さんにも20cm級の本命がきて、ホッとした表情を浮かべる。

苦心の末に上げた本命を掲げる黒田さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

ほぼ同時に、右舷ミヨシ2番の若林さんと私にもアタって下バリのアサリを食ってきたのは22cm。左舷でも同時に2人ヒットと、船長がアナウンス。

11時までにカワハギ4尾をキープしていたが、風が東から南東に変わると、持参したエビエサを食わなくなり、アサリエサの勝負となってきて、私の緩んだアサリエサはハリから簡単に取られてしまい苦戦。エサを〆る添加剤を忘れたことを悔やむ。

最終釣果

後半、若林さんは本命を3連釣。私は13時半の沖上がりまでに、20cm級1尾追釣するのがやっとだった。最終的な船中釣果は15~28cm0~11尾で若林さんが竿頭。

若林さんは11尾で竿頭(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

カワハギは群れが固まっている感じだったので、船中誰かに釣れて自分に釣れないときはエサが悪いか、ハリ先が鈍いか。止めの長さなど、何か原因があるので、この辺りを突き詰めながら釣るといいかもしれない。

<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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