南極ゴジラ新作公演『wowの熱』上演が決定
2025年3月26日(水)~30日(日)新宿シアタートップスにて、南極ゴジラ第7回本公演『wowの熱』が上演されることが決定した。
2024年には、『(あたらしい)ジュラシックパーク』、『バード・バーダー・バーデスト』を上演し、独創的なストーリーと劇団らしいグルーヴが評判となり大きな話題を呼んだ南極ゴジラ。そんな彼らの新作本公演は、「創造」をテーマにした熱が渦巻く超演劇。キャストはオール南極ゴジラ(南極ゴジラの劇団員10人)。創作と現実とがミックスされながら、“すこし・ふしぎ”な物語が展開される。これまで舞台上での生演奏・セッションや、公演映像のワンカット撮影、生配信劇など、作品製作におけるグルーヴ感を高めてきた南極ゴジラの集大成ともいえる公演となるという。
脚本・演出:こんにち博士(南極ゴジラ)コメント
南極ゴジラには10人の劇団員がいて、今回の演劇には10人がみんなそのまま登場します。これまでずっと当て書きをしてきて、脚本の中でその人が演じる登場人物の方が、その本人よりも「本人っぽい」と感じることがたまにあります。「wowの熱」では南極ゴジラの10人が本人として出てきて、物語の中でみんなとんでもないことになってしまいます。ある種、悪魔の予言のような、やってはいけない儀式のような、演劇界のオーパーツを生み出せたらと思っています。
あらすじ
ワオの平熱は45度を軽く超える。ワオは水泳の授業中、プールの水をお湯に変えてしまったことで騒動になるが、校内に突如生まれた「熱プール」は生徒たちから脚光を浴び、学校内は異様な熱気に包まれてゆくーーー。
俳優の端栞里は新作演劇『wowの熱』でワオを演じていたが、幕が上がる直前に高熱で倒れ、公演は中止になってしまう。病室で目を覚ました端栞里は、自身の体温が急上昇していることに恐怖し病院を脱走。ほんとうの平熱を取り戻すため、"ワオ"と対峙することとなる。