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冷たい雨が降る日に玄関先で出会ったずぶ濡れの子猫。人懐っこさに心を奪われた投稿主さんが、意を決して保護に至った時の様子がYouTubeチャンネル「ななちゃんねる」に投稿され、18万回以上再生されるなど注目を集めています。健気な子猫の様子を見た視聴者からは「明日はなかったかも」「保護してくれてありがとう」という声があがっています。

人懐っこすぎる子猫との出会い

冷たい雨が降っていたという冬のある日、保護犬と暮らしている投稿主さんは自宅の玄関前で1匹の黒猫の子猫と出会ったといいます。家には犬がいるため、心の中で「ごめんね…」とつぶやいて自宅に入ったそうです。

午後の出勤前に愛犬「なな」ちゃんの散歩に行こうと外に出ると、なんと子猫がついてきたのだとか。さらに子猫はななちゃんのお鼻にチューしてご挨拶したのだといいます。

懐っこさ全開の子猫に早くも心を奪われかけていた投稿主さん。「私が家に帰ってきても子猫がいたら保護しよう」と決意したのだそうです。

ずぶ濡れの子猫を保護

投稿主さんが自宅に帰ると、案の定というべきか子猫は玄関前にいたそうです。ずぶ濡れの状態でいたそうで、まだ動物病院が開いている時間だったことから子猫を保護して病院へ直行したとか。子猫は猫エイズこそ陰性だったものの猫風邪と栄養失調が見られたといいます。

子猫と共に一緒に自宅へ帰ると、「何やらいつもと違うぞ…」と感づいたななちゃんがお出迎え。用意しておいたケージに子猫を移すとすんなり入ってくれて、ペースト状のおやつに混ぜたお薬も難なく舐めてくれたようです。

「明日はなかったかも…」尊い命が救われた

その日のうちにななちゃんと再会を果たした子猫でしたが、怖がるどころか、しっぽをピーンと立ててケージ越しに自分から甘えにいく様子が見られたとか。また、ケージ内に敷いてあったペットシーツをふみふみするなど、保護初日にも関わらず警戒心など全くないような素振りだったそうです。

これまでは犬派だったこともあり猫初心者だという投稿主さんでしたが、意を決して1つの尊い命を救ったのでした。

こちらの投稿には、「保護しなければこの子は明日はなかったかも　子猫も天使だけど　貴方も女神です」「こんなに警戒心のない子が、どうやって生きてこれたのか。寒い外でがんばってきたと思います。」「見てて涙が潤んできました　感動です」「この子は賢い！」など絶賛のコメントが多数寄せられています。

保護初日からすでに慣れているような雰囲気だった子猫はその後、無事に投稿主さんの元で暮らすことになったそうです。保護後の子猫の様子やななちゃんの心の機微は、YouTubeチャンネル「ななちゃんねる」の他の動画で見ることができますよ。

写真・動画提供：YouTubeチャンネル「ななちゃんねる」さま
執筆：曽田恵音
編集：ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。