文豪・宮沢賢治が愛したクラシックの名曲が、プラネタリウムの星空の中で聴けるコンサート
宮沢賢治(1896~1933)は、37歳で亡くなる短い生涯の中で、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『セロひきのゴーシュ』など多くの童話や短歌や詩などの作品を遺した。詩人、童話作家、教師、科学者、宗教家など多彩な顔をもつ一方、大変なクラッシック愛好家でもあった。
2025年4月12日(土)~6月1日(日)の期間、有楽町のコニカミノルタプラネタリアTOKYOでは、クラシック愛好家としても知られる文豪・宮沢賢治をテーマに『Planetarium Concert -宮沢賢治と星降る夜のクラシック-』が上演される。プラネタリウムの中で、クラシックの名曲を弦楽四重奏の生演奏で楽しむことのできるコンサートである。賢治の代表作である『銀河鉄道の夜』には「交響曲第9番《新世界より》第2楽章/ドヴォルザーク」、詩集『春と修羅』には「交響曲第5番《運命》第1楽章/ベートーヴェン」など、誰もが知る名曲が数多く登場する。
本公演では作中に登場する楽曲に加え、宮沢賢治自身が手掛けた「星めぐりの歌」を含む特別なセットリストも登場する。宮沢賢治の作品が持つ幻想的で深いメッセージと共に、彼が愛したクラシックと美しい星空が調和する特別なひとときをプラネタリウムで堪能したい。
▲2本のヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスから成る特別な弦楽四重奏、KokonQuartet(渡邉紘STRINGS)が演奏を担当する。
◆演奏曲は、星めぐりの歌 / 宮沢賢治、交響曲第9番「新世界より」第2楽章 / ドヴォルザーク、フィガロの結婚 / モーツァルト/トロイメライ / シューマン/交響曲第5番「運命」第1楽章 / ベートーヴェン・ノクターン第2番(Nocturne Op.9-2) / ショパン/交響詩「我が祖国」より「モルダウ」/ ベドルジハ・スメタナ他、全10曲を演奏予定
◆2025年3月8日(土)10時00分より全公演のオンラインチケットを一斉販売。
◆特設サイトhttps://planetarium.konicaminolta.jp/program/starrynightclassic/?hall=planetariatokyo