アウトドアブランドの福袋は「売れ残りド派手カラー」が入ってる説を検証したところ…2年ぶりに奇跡が起きた / 好日山荘「Columbia」福袋
アウトドアブランドの福袋は売れ残りのド派手カラーが入っていそう……そんな勝手な思い込みから、アウトドア用品専門店「好日山荘」の福袋を開けたのが一昨年のこと。
みなさん、大変お待たせいたしました。追加検証の時がやってきましたよ……！
一昨年は良い意味で予想を裏切られたのだが、たった1例だけでは検証もなにもない。2例、3例と検証を重ねることによって、ライトユーザーが好日山荘の福袋を買うべきなのか否かの答えに近づくことができるのだろう。
ユーザーとして使いやすい色が来て欲しい気持ちと、ライターとしてやべぇ色が来て欲しい気持ちが入り交じっているが……さっそく検証していこう！
・好日山荘「Columbia」福袋の中身
誤解を生まないよう先に言っておくと、ド派手なカラーが悪いわけではけっして無い。ガチのアウトドアで使うのならばむしろ目立つ色を着用すべきだろう。
この企画では、ライトなアウトドアやタウンユースで使えたら……くらいの想いで福袋を購入している。遭難の危険がある場所に行くのであれば、ショッキングピンクだろうが蛍光イエローだろうが喜んで着るが、街中でド派手カラーを着るのは個人的にちょっと恥ずかしいのだ。
というわけで今回検証していくのは一昨年同様、好日山荘の「Columbia（コロンビア）レディース」福袋（16500円）。
「ミレー」や「マーモット」など、他メーカーの選択肢もあったが、コロンビアのレディース福袋が値段が1番手頃かつ、内容の定価総額が1番高かったのだ。ちなみに、昨年から店頭での福袋販売はなくなり、全てオンラインショップでの販売となっていているぞ。
昨年は買い逃したので今回が2年ぶりの購入となる。この値上げラッシュの中、福袋の値段が変わっていないことが嬉しい反面怖くもあるが、果たしてその中身は……!?
まずは小物！ これは良い！
紫外線をカットしてくれる「オムニシェイド」というサンプロテクション機能が施された「ウォルナットピークバケット」。2023年に発売したアイテムで、当時の定価は4950円だ。落ち着いたカーキの色味が良い感じ！
次はTシャツ！
売れ残ってそうな派手カラーが来るかと思いきや、シンプルな黒Tが来たな。記事的には微妙だが、個人的にはアタリである。
コロンビアのTシャツは何枚か持っているが、どれも生地が丈夫でヘタリにくいから長く使えるんだよね。こちらもハット同様、2023年発売の商品で、当時の定価は5500円だ。
さて、本検証のメイン、アウターにいきますか。今のところ2アイテムの総額は10450円。アウターのカラーや形によって、福袋の命運が決まると言ってよいだろう。
2025年の好日山荘「Columbia福袋 レディース」のメインアウターは……
何っ!? まさかこれは……
またお前かーーーーー！！！！！！
入っていたのは「バーティカルグライド インシュレーションジャケット」。
実は2年前に購入したColumbia福袋にも、同じような色、同じような形のアウターが入っていたのである。2年経った今でも売れ残り枠に入っているんかい！
ジャケットの定価は24200円だから福袋的にはめちゃくちゃお得。1回ポッキリの購入なら確実にアタリの内容ではあるのだが……まさか2年の時を経て奇跡の再会を果たすとは。
ということは、メーカーのファンで毎回購入している人の中には、毎年茶色ダウンを引き当てている人もいる可能性があるってこと!? さすがにそれはおもしろすぎるだろ……。
・検証結果
「アウトドアブランド福袋には売れ残りのド派手カラーが入っている説」は、売れ残りという面では半分正解。この結論については一昨年の開封と同じだな。
付け足すとすると、好日山荘の「Columbia レディース福袋」には茶色のアウターが高確率で入っている……だろうな。SNSをチェックしたところ、今回の茶色アウター報告は何点か散見されたしね。メインであるアウターが被ったらさすがに悲しいから、1回買ったことがある人は2回目以降少し慎重になる必要があるだろう。
まあ、少なくともここ数年の傾向から、ピンクとか蛍光オレンジアウターとかが入ることは無さそうだ。他メーカーの福袋がどうかまではまだ検証しきれてないが、Columbiaの福袋に関してはド派手色を恐れなくても大丈夫だろう。
逆にいえば、派手な色が欲しい人は初売りセールやバーゲンを狙った方が良いということになる。この検証結果が、来年の好日山荘福袋購入の参考になれば幸いだ！
参考リンク：GsMALL（好日山荘）
執筆：まろ
Photo：RocketNews24.