Yahoo! JAPAN

津保川でのアユトモ釣りで20cmの真っ黄色な鮎と対面【岐阜】降雨による水温低下に苦戦

TSURINEWS

津保川で仕留めたアユ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

5月下旬、岐阜県関市上之保を流れる津保川に釣行した。津保川は一年ぶりの釣行、昨年も解禁直後に訪れている。そのときは小ぶりメインだったが数は釣れた。

津保川でアユトモ釣り

当日は朝からあいにくの雨。午前10時ごろから曇り予報なので、モーニングコーヒーを済ませ、ゆっくり出発した。

午前10時ごろ津保川に到着すると、2日前の大雨で水は30cmほど高い。下流域は水位が高くアカも飛んでいるので、上流に向けて車を走らせた。

上之保エリアに到着すると、比較的水量は落ち着き、釣り人も数人見える。川の状況を知るために車を止めて橋の上からのぞくと、流芯はアカが飛んでいる状態で、アカが残る大きな石周りやヘチにはアユの姿が見える。やはりアカの残っているポイントがメインになりそうだ。

釣り場の状況

午前10時半すぎ、上之保の津保川と小那比川合流点近くにある小森オトリ店で日釣り券とオトリを購入、小森オトリ店の裏に入った。

状況を聞くと、解禁日の26日はたくさんの釣り人でにぎわい、オトリ店裏でも40匹近く釣れたそうだ。2日前の大雨で1m以上の水が出たと教えてくれた。

午前11時ごろ小那比川側の瀬肩からスタート。水中イトは、初期で小型がメインなのでオトリに負担をかけない細イトを選択。低比重でスイスイオトリが泳いでくれる、がまかつ複合メタルラインメタブリッド2低比重0.03号を使用した。

ハリはGハードV2刻R6.5号3本イカリを選択。耐久があり、ハリ先が傷つきにくく、ナノスムースコートと細軸でスパッと刺さる。

当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

瀬肩で4連チャン

瀬肩でオトリを泳がせると幸先良く15cmが掛かった。さらに同じ場所で13~17cmを4連チャン。もしかしたら爆釣かと思ったが、釣りはそんなに甘くない。

瀬肩の反応がなくなり、徐々に瀬の中にオトリを誘導するとマッキキーの19cmが釣れたが、アカが飛んでいるせいなのかアタリは途絶えてしまった。

予報は外れて雨はやまず、激しく降り始めた。水温が下がったのかアユからの反応もなく、気分転換も兼ねて昼食を取り、場所を変えることに。

小森オトリ店のご厚意により軒先で昼食を取り、1時間ほど店主とおかみさんと談笑してしまった(釣りに来たのか談笑しに来たのか…)。親切にいろいろ教えてもらい大変お世話になった。

ハリはGハードV2刻R6.5号3本イカリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

早瀬で真っ黄色の20cmキャッチ

午後1時すぎ、上流に向けて車を走らせ良さそうなポイントで1時間ほど釣ったが、小型のアユが1匹釣れただけ。上流域は厳しいようなので下流に車で移動した。

中之保まで移動し、アカの残っている岩盤でオトリを泳がすと、コンコンとアタリ。15cmが釣れた。すると同サイズが入れ掛かりで3連チャン。

徐々に釣り下がり、早瀬でガンとアタリ。タモに収まったのは真っ黄色の20cm。デカ!今日一番の大きさだ。

もしかしたらここでも入れ掛かりになるのではと期待したが単発で、その後は反応が得られなかった。

良型のアユ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

女性、初心者にもお勧めの津保川

釣り下がりながら群れアユを見つけポツリポツリと数を伸ばしたが、雨は激しさを増し、アユの反応もなくなったので、午後5時すぎに終了とした。雨で水温が上がらず渋い状況だったが楽かった。天気の良い日にリベンジ釣行したい。

津保川は浅いポイントが多く歩きやすい。これからアユ釣りを始めたい人や女性も釣りやすいのでとてもお勧めだ。

雨で水温が上がらず渋かったが良型ゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

<週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年6月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。

【関連記事】

おすすめの記事