交通事故の恐ろしさ体感 川崎北高で安全教室
通学中の自転車での交通事故を防止しようと川崎北高校で10月23日、1年生を対象に交通安全教室が開かれた。プロのスタントマンが実演し事故を再現、目の当たりにした生徒は事故の恐ろしさを体感、交通ルールを守る大切さを学んだ。
同教室は、宮前区と区交通安全対策協議会が主催。交通事故の恐怖を直視することで、交通ルールの重要性を学ぶ「スケアード・ストレート」という教育法で行われた。
携帯を使用しながらや、ヘッドホンを付け音楽を聞きながら、右側通行や2人乗りなど、プロのスタントマンがルールを無視した自転車と自動車、歩行者の事故を再現。生徒からは、その迫力に「キャー」「危ない!」と悲鳴が上がっていた。
この日は、雨が降り始め、教室は途中で中止となったが、生徒は、自転車の点検方法などについても学んだ。
参加した稲田蔵之介さんは「普段から自転車に乗ることが多いので、左側通行などルールをしっかり守りたい。イヤホンを付けて歩いているときも交通事故に遭わないよう、標識や車にきをつけたい」と話していた。