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ジュビロ磐田、ジョルディクルークスと江崎巧朗が振り返る開幕戦 終盤に課題残るも白星発進に手応えあり!

アットエス

ジョルディクルークス選手(左)と江崎巧朗選手

ジュビロ磐田は15日の水戸ホーリーホックとの開幕戦で3-2と勝利し、5年ぶりの白星発進となりました。先制点をアシストしたMFジョルディクルークス選手と、攻撃を組み立てたDF江崎巧朗選手に試合後、お話しを伺いました。

MFジョルディクルークス、PKは蹴りたかったが…

-水戸ホーリーホック戦では倍井謙選手の先制点をアシストしました。
ゴールについては(佐藤)凌我からいいボールが来て、ペイショットと謙(倍井)がいい形で走っていたので、流し込むだけというようなボールも出せたし、触るだけのボールという、本当にいい形で得点が取れた。別に難しいことは何もなかった。

試合全体については、勝ち点3が取れたというところについては、すごく良かったですけど、結局最後の10分、15分ぐらいはセカンドボールを拾えないまま、相手に押し込まれてという、やっぱり試合をどうやってクローズするかを、しっかり自分たちでもう一回見直してやらないといけないなと思います。

-チーム2点目のPKは、蹴りたかったですか。
もちろん自分が蹴りたかったというのはありますけど、やっぱりペイショットも自分の仲のいい友達ですし。彼自身がペナルティをもらって、今シーズンに懸ける想いというのが分かったので、彼に譲った。次にまたチャンスが来れば、彼とPKを1個ずつ蹴っていこうという話をしました。

-本当は、PKのキッカーはジョルディだったんですか。
そうですね。本来だったら自分が蹴るんですが、(ペイショットから)蹴りたいという気持ちも伝わってきましたし、そういう意味で彼に譲って、彼がゴールを取って、チームとしてもすごくいい形になったと思います。

DF江崎巧朗「逃げずにやり続けることが大事」

-先発出場した開幕戦を振り返って。
開幕スタメンはもちろん狙っていたんですけど、スタメンで出て、何ができるかというところも考えながら、これまで準備してきたわけですけど。2失点してしまったんですけど、初戦は難しい戦いになるということはみんなで話していたので。その中でも一応勝利したのは大きいことだと思うし、いいところもたくさんあったかなと思います。

-ビルドアップでは最終ラインのミッションがたくさんあると思うんですが、一番気をつけてやろうとしたことは。
相手が結構前から(プレスを)かけて、マンツーマンでプレスをかけてくる中で、空いている選手だったり、数的優位をつくっているところをうまく使うように意識してやってたんですけど。前半は割とうまくできたかなという感覚があったんですけど、後半は相手の勢いがあってなかなか難しい戦いになってしまった。90分通して自分たちがボールを握って支配してという、ジョン(ハッチンソン監督)の目指すサッカーが(今後)できればと思います。

-やっぱりDFとしては2失点は悔しい思いがありますよね。
そうですね。やっぱり3点取って、油断してるとかではまったくなかったんですけれども。でも2失点、やられてしまっているので、こういう試合こそ0で抑えないと。シーズン通して上を目指す上で、1点の重みは大事になってくると思います。点を取るところもそうですけど、守るところも突き詰めてやっていかないとならないと思います。

-GK、センターバック、ボランチの約束事は。
ボールをつなぐという共通認識をしっかり持って、全員がつないでボールを受ける意識だったりというのは思っていて、そういう意識を合わせるところは、後ろの選手はあったかと思います。

-一方でリスクがあるような守り方をしているところもあったように思います。
後ろからビルドアップするにあたって、ああいう、きょうの試合も何回かあったんですけど、ミスというか、相手のプレスにはまってしまうシーンとかもあるとは思うんですけど。それを恐れずにやり続けていけば、相手も来られないようになると思いますし、そこから逃げずにやり続けることが大事かなと思います。

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