<ジュビロ磐田キャンプ>新加入のMF倍井謙「求められているのはゴールとアシスト。もっとやらないと」“静岡ダービー”後に直撃
J2磐田の倍井「結果にこだわりたい」
ジュビロ磐田の鹿児島キャンプ最終日に行われた、清水エスパルスとの静岡ダービー。今季名古屋グランパスから新加入したMF倍井謙選手が1本目から先発出場しました。
試合後、話を聞きました。
MF倍井謙・一問一答
-試合には負けたが、ボールを動かしてチャンスもつくった。
「そうですね。でも結果はやっぱり2失点してしまって、負けたまま終わってしまったので。そこは本当に現実を見ないといけないってところがありますけど。
ただキャンプを通じてだったりとか、今年始まってから、自分たちがやろうとしている、ボールを保持しながら攻撃していくっていうスタイルは、今日も体現できている部分もあったと思うので。
その辺はできたところとできなかったところの両面あると思うので、しっかりまた磐田の方に持ち帰って取り組んでいけたらと思います」
-自身のパフォーマンスについては。
「僕自身は全然、もっとやらないといけないなという思いが大きい。ああいうチャンスを決め切らないといけないのもそうですし、ああいったチャンスをもっと数増やしていかないといけないなっていうのは思うので。
ビッグチャンスを作るために、やっぱりボール保持しながら前進していくっていうサッカーで僕らは取り組んでいる。そこのアタッキングサードのクオリティだったりとか、そこまで持っていく部分っていうのも、チームとしてもっとつくらなければ。
個人的にもボールを受けるところだったりとか、もっと自分で剥がしたりとかっていうところは、できる部分はあったと思う。そういったところをまた見つめ直していきたいです」
-チャンスを増やすために、何かチームで話し合ったことは。
「相手が引き出してから、ロングボールの数がちょっと増えちゃったのかなっていうのは思っていて…。
そういった中でもやっぱり自分たちはビルドアップにトライしながらやっていきたいというのがある。もちろん長いボールがだめっていうわけじゃないんですけど、より効果的に使いながら、もっと後ろから組み立てて、テンポよく相手陣内に運べる回数が増えてくると、またより敵陣でボールを入れる時間も増えてくる。
相手陣内で90分通してサッカーし続けることを自分たちはやりたいので、そこは課題かなと思います」
-開幕まで2週間の取り組みは。
「僕は今年、結果の部分にこだわってやりたいと思っています。チャンスで1つ取るのと取らないとでは全然違う。ああいったところをしっかり決めきるとか。
自分に求められてるところはやっぱりゴールなりアシストなり、そういった数字の部分。それを成し遂げるためのドリブルであったりとか、そういったところをレベルアップさせて、このチームのJ2優勝、J1復帰に貢献できるようにしっかりやってきたいです」
-清水エスパルスの高木践選手と対峙してスリリングな攻防があったが。
「践とは大学の時、しょっちゅうやっていたし、同じ関西で、顔を合わせることが多かったので、自分の中ではなんか楽しんじゃってる部分の方が大きかった。
あんまり1対1の部分とか、きょうは多くなかったけど、彼みたいな選手をいなすじゃないけど、そういったところをもっとできればよかったし、できなきゃいけない。彼とは今年J1の舞台で一緒にやることはないですけど。また今年はいろんな相手と対峙することになると思うので、こういった経験をしっかり次に生かしていきたいと思います」