『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の新キャラ今後どうなる?ケヴィン・ファイギ回答 ─ ムーンナイト、エターナルズ、スター・フォックス、ヘラクレス、クレアたち
『/エンドゲーム』(2019)以降の(MCU)作品には何人もの新キャラクターが登場したが、その多くは再登場予定が不明となっている。宙吊り状態となった者たちは今後どう扱われる予定なのか?現地メディア向け会見を行ったマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が言及した。
例えば『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)のラストに登場したシャーリーズ・セロン。魔術師クレアとして現れ、ドクター・ストレンジを危険な冒険に誘った。また、『ソー ラブ&サンダー』(2022)のラストではブレッド・ゴールドスタインが演じるヘラクレスが登場し、打倒ソーを仄めかす。『エターナルズ』(2021)ではハリー・スタイルが演じるスター・フォックスが出現。あのサノスの親戚であるという重要なキャラクターだ。
しかし、それぞれの作品の続編が未定であることや、いずれもサプライズ出演であったため熱心なファンを除いて印象はさほど深くない。このままノータッチにしておくのも妙だが……。
ファイギは記者たちに「彼らをまた見たいですか?」と楽しげに問いかけたといい、「今後いつか戻ってくるのか」との質問に反応。「何が正しいのか、正しいタイミングを見極めたい。何人かは二度と見られないかもしれないし、何人かはすぐに見られるかもしれない」としつつ、2008年のに登場したサミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)が2025年の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に、1996年の『ミッション:インポッシブル』に登場したウィリアム・ダンロー (ロルフ・サクソン)が2025年の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に再登場したことを挙げ、「これが面白いところ。12年後に、誰が戻ってくるのかまた話しましょう」と答えたという。また、「過去に登場したことがあるからといって、ストーリーラインを変更して無理に組み込むことはない」とも語った。
つまり、彼らの再登場は思っていたより長い目で見る必要がありそうだ。この会見でファイギは、MCUが2027年公開の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』でとも述べており、新シリーズでは有名キャラクターたちもリキャストして再登場すると話している。「12年後」とは長い年月の比喩だとしても、リセット後の世界に彼らがどのような都合で再登場するのかは注目ポイントだ。
さらにファイギは、ムーンナイトやエターナルズの復帰予定についても尋ねられると、「今挙げられた特定のキャラクターかは分かりませんが、イエスです。計画の一部です」と回答。「『エンドゲーム』後に登場したキャラクターたちは、今後さらなる映画で再登場します。コミックの面白さというのは、誰がどこで飛び出してくるかわからないところですね」と宣言した。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』はポスト『エンドゲーム』時代のMCUの総決算。目下のところ、彼らが再登場するのならこれらのクロスオーバー大作が相応しいはずだ。
また、前段のシャーリーズ・セロン、ブレッド・ゴールドスタイン、ハリー・スタイルズは幸いなことにキャストそのものがスターであり、たとえキャラクターに馴染みが持たれていなくとも、映画に登場すればインパクトをもたらすはず。ひとまず、『ドゥームズデイ』か『シークレット・ウォーズ』で見られたらラッキー、そうでなければまたいつか、といった具合で構えておこう。
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