交通事故防止の一助に 川崎臨港安協、横断幕を寄贈
川崎区東扇島にある国道357号線の首都高速出口との合流付近に設けられている進路変更禁止規制の周知を図る横断幕が8月28日に同所に掲出された。メッシュタイプでサイズは縦0・85m、横7m。「進路変更禁止区間は第二通行帯から交差点左折できません」とプリントされている。
「交通事故を防ぐ一助になれば」と川崎臨港交通安全運転管理者会が川崎臨港警察署に寄贈。同会は安全運転管理者を置く事業者でつくる任意団体で交通安全活動を行う。184事業者(8月28日時点)が会員。
掲出前には同署(池上新町)で寄贈式が行われ、福原庸夫会長が石崎弘志郎同署署長に横断幕を手渡した。石崎署長は「違反者が多いので助かります」と感謝した。同署によると、昨年の同所の交通違反は管内の2割程度を占め、車同士の接触事故も発生しているという。