キャスト渾身の手描きイラストに「作画の人?」「買いたいんですけど?」│『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第4章に向け、古賀 葵さん、関根明良さん、古木のぞみさんがチーム白鳩の絆を証明したステージイベントをレポート【AJ2025】
2017年にTVシリーズが放送されたオリジナルアニメ『プリンセス・プリンシパル』。TVアニメのその後を全6章にわたって描く『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』の第4章が2025年5月23日よりロードショー!
3月23日(日)、「AnimeJapan 2025」の博報堂DYミュージック&ピクチャーズブースにて、本作のキャストトークショーが開催! 古賀 葵さん(アンジェ役)、関根明良さん(プリンセス役)、古木のぞみさん(ちせ役)が駆けつけ、ここまでの物語の振り返りや今後についてのトークを繰り広げました。
【写真】『プリプリ Crown Handler』古賀葵ら声優陣がAJ2025でチーム白鳩の絆を証明【レポート】
渾身の手描きイラストで劇場版シリーズを振り返る
2017年のTV放送を経て、今も劇場版シリーズが展開中の『プリンセス・プリンシパル』。長きにわたって愛される魅力について関根さんは、緻密なデザインやストーリーに加えて、おしゃれな探り合いこと“おしゃぐり合い”のヒリツキ感を挙げます。
その話を受け、古賀さんはちょっとしたキャラクターでも物語に関わる伏線、古木さんは車や船、キャラクターたちの衣装といったデザイン、と物語や世界観、各デザイン性が豊かな『プリンセス・プリンシパル』ならではの見どころを述べ合いました。
第4章公開を目前に控えた今回、キャスト陣は事前に用意した手描きのイラストを用いてこれまでの物語をおさらい。第1章担当の古賀さんが手にしたのは、キャラクターたちが大集合したかわいらしいフリップ。しかし、よく見ると複雑な人間模様であったり、物語の象徴的な要素が描かれているこだわりの一枚となっていることが明かされました。
第2章担当の関根さんはメアリーを正面に据えた渾身の一枚を披露。描いているうちに熱が増したそうで、なんとアンジェとプリンセスとリチャードの影を感じさせる雰囲気たっぷりのイラストも! あまりのクオリティに「作画の人?」「買いたいんですけど?」とキャスト陣は大興奮で、客席にも大きな拍手が起こりました。
そんな関根さんの後はプレッシャーがかかりそうなところですが、第3章担当の古木さんはなぜか自信満々で、フリのような流れに沿ってフリップを披露! 味のあるタッチで二転三転する物語を表した構成、主張強めの効果音がシーンの数々を彷彿とさせる躍動感のある仕上がりでした。
的確なイラストと解説で物語をおさらいしたところで第4章についてのトーク! 今回は王国内務省軍に捕らえられたチーム白鳩が、共和国から二重スパイを疑われるという物語展開。気になるところばかりですが、“ネタバレ厳禁”ということで、3人は五・七・五で見どころをアピールします。再度フリップを手にし、少し考えると、関根さんは「ピンチだよ」、古賀さんは「ベアトにげるよ」、古木さんは「ズバーン」という文字。古木さんの回答に、一同「?」状態ですが、いずれもその言葉通りのシーンが待っていると期待を煽っていました。
この先の『プリプリ』は未知数
お題を元にAとBのどちらかを選択して、キャスト同士の絆を確かめる「レッドorブラックゲーム」では、作品にちなんだ難問の数々に挑戦!
「もしスパイとして潜入するなら……A.プリプリのキャスティング会議 B.プリプリの商品開発会議」では見事にBで回答を一致させると、関根さんの「それぞれのスパイ服モチーフのグッズがほしい」で話が盛り上がり、気づけば商品開発会議に夢中になる場面も。その後も立て続けに正解を導き出し、仲の良さを見せつけた3人。スタッフからご褒美として「プリプリなプリン」が贈られると、客席からも3人を称える拍手が起こりました。
そんな3人は最後に第4章に向けて意気込みを述べていきます。多くのファンの声に力をもらっていると、その場で感謝を伝えた古木さんは「みんなプリプリッてる?」と最後まで笑顔を欠かしません。全6章で構成される劇場版の今後はまだまだ未知数だと語る古賀さんは「どれが伏線になっているのか、本当にわからないので、見放題や再放送でチーム白鳩の絆を振り返っていただきたいです」と呼びかけました。
改めて、TVシリーズから劇場版第4章までたどり着いたことに感慨深い様子を見せる関根さん。「本当に感謝感謝の日々でございます。これから第4章を公開して、いっぱい色々あるのかな? なにかがあるのかな? という部分も期待いただきつつ、私たちのことも、チーム白鳩のことも、映画のことも応援していただけたらなと思います」とステージを締めくくりました。