来週(3月31日~) 日本のテレビで放送 思わず応援したくなる「男たち物語」韓ドラ4選
韓国ドラマは、様々な題材や設定で観る者を楽しませてくれる。
これまで少しずつ進化し続けてきたが、長年に渡って多くの作品に盛り込まれてきた要素の1つが人間同士のバトルだ。
言葉で一本取るシーンをはじめ、緻密な作戦や計画、奇想天外な方法で相手を打ち負かすなど、善悪問わずあっぱれな展開が観る者を夢中にさせる。
特に男性同士の争いの場合、女性のそれよりも淡々と争点をメインに描かれており、ドロドロとした部分が抑えられていることから、心理戦や頭脳戦が面白い。
そこで本記事では、来週から日本のテレビで観られる男たちの壮絶バトルが含まれた作品を紹介する。ドラマ・映画のレビューサイトFilmarksとGoogleユーザー評価をもとに、好評を得た作品を4つピックアップした。
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマトップ3
被告人 (SBS/2017)
『被告人』は、陰謀によって娘と妻を殺した罪で死刑囚となった元エース検事が、失った4カ月間の記憶を取り戻し、自身の濡れ衣を晴らすために奮闘するリベンジサスペンスドラマ。
主人公の壮絶な逆襲が大きな見どころとなっており、手に汗握る心理戦やスリリングな人間模様から目が離せない。
逆境に追い込まれながらも悪に屈することなく立ち上がり、復讐を実行していくタフな主人公と、悪の極みともいえる極悪人の対立。両者ともに一筋縄ではいかない強者同士の真っ向勝負は、究極のエンターテインメントを観る者にプレゼントしてくれる。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/816件
●Googleユーザー評価:91%
●日本初回放送情報:BS松竹東急/2025年4月3日(木)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
コネクション (SBS/2024)
『コネクション』は、ある人物により麻薬中毒にされた麻薬チームのエース刑事が、友人の死を手がかりに20年間続いた異質な友情と、そのコネクションの顛末を明らかにするサスペンススリラー。
主人公が、利害関係で成立した友人との関係性を深堀りしつつ捜査を進めていく物語で、高校時代に結ばれた同級生間での複雑な人間関係が、現在まで続いているストーリーが秀逸で、本作の核心となっている。
麻薬中毒者を熱演したチソンの演技に熱い視線が注がれた作品だが、いびつな友情のなかで生きてきた者たちの様々な思いが交錯する物語は、最後まで衝撃的な展開を繰り広げ、観る者を虜にする。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/72件
●Googleユーザー評価:88%
●日本初回放送情報:KNTV/2025年3月31日(月)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
ある日~真実のベール (coupang play/2021)
『ある日~真実のベール』は、一夜にして殺人容疑者になってしまった平凡な大学生と、彼に手を差し伸べた三流弁護士の奮闘を描いたクライムサスペンス。
警察と検事VS落ちこぼれ弁護士と、絶望の淵に立たされた危うい大学生のバトルの行方が醍醐味の作品だ。
犯人が誰なのか分からないまま物語が進むのがポイント。無実を叫ぶ主人公を前に、次々と証拠が出てくるなか、一体誰を信じたらよいのか分からない展開に、観ているこちらまで混乱させられる。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.8/1007件
●Googleユーザー評価:96%
●日本初回放送情報:LaLaTV/2025年4月3日(木)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
ストーブリーグ (SBS/2019)
『ストーブリーグ』は、野球経験が全くないゼネラルマネージャーが、万年最下位の球団を立て直す過程を描いたスポーツヒューマンドラマ。
選手との契約交渉や経営戦略などに孤軍奮闘する主人公の姿に魅了される作品で、チームの再建にあたり、避けることのできない葛藤や衝突、深まる対立など、次から次へと訪れる試練をどう乗り越えていくのか目が離せない。
冷徹だが人間味あふれるゼネラルマネージャーが、どのようにチームをまとめあげていくのか、ナムグン・ミンの熱演にもご注目。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.1/810件
●Googleユーザー評価:83%
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年4月6日(日) (※第1話先行放送)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)