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上越市のふるさと体験施設で毒素含むこんにゃく芋を誤って提供 首都圏の中学生ら舌のしびれ訴え

上越タウンジャーナル

【追記】上越保健所は調査の結果、こんにゃく芋による食中毒であると断定し、大島庄屋の家を2025年5月12日の1日間、営業停止処分とした。これを受け、上越市は衛生管理方法の見直しや内部チェック体制などを整えるためとして、18日まで同施設の営業を自粛する。

新潟県上越市は2025年5月10日、同市などが取り組む田舎体験プログラム「越後田舎体験」で市内に宿泊した首都圏の中学生ら21人に、毒素成分を含むこんにゃく芋を誤って夕食に提供し、12人が舌のしびれなどを訴えたと発表した。生徒たちは翌日医療機関を受診したが異常はみられず、同日からプログラムを再開した。

同市によると8日午後6時40分頃、同市が大島区に設置するふるさと交流体験施設「大島庄屋の家」に宿泊した生徒16人と教員ら5人にこんにゃく芋が入ったのっぺ汁を提供し、12人が舌などにしびれや「トゲトゲ感」を訴えた。同施設は地域住民が運営しており、調理担当者は下ゆでして冷凍保存していたこんにゃく芋を里芋と間違えて使ったという。

同日午後10時までに8人の症状が改善されたが4人が違和感を訴え、翌9日午前に保護者の意向で受診しなかった1人を除く生徒全員が医療機関を受診し、特別な異常はみられなかった。中学校は医療機関の所見を受けて同日午後からプログラムを再開した。

保健所は食中毒の可能性があるとして検分を行い、結果は後日公表する。市の担当者は「あってはいけない重大な事案を発生させ申し訳ない。保健所の指摘を踏まえ、再発防止を含め安全安心にお越しいただけるようしっかり対応していきたい」と話している。

 

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