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「旨いもん見つけた！」第92回は広島県と山口県の全域と韓国で営業活動する鈴木義規さん。今回は山口県萩市と韓国はソウル市の弘大（ホンデ）地区のお店。6月下旬からの萩周辺ではオフショアでのイカメタルが佳境入り。ケンサキイカの胴長20～30cmの数釣りが可能。この時期はポイントの水深が20mほどと浅く釣りやすいのでイカメタル入門にも最適だ。また近年、韓国ではタイラバに注目が集まっており7月は好シーズン。そんな韓国遠征の際、日程に余裕があれば観光がてらに寄ってみるのも悪くないだろう。

左のサワラは山口県岩国沖でのキャスティングゲームでゲットしたメーター級。右のマダイは韓国の遊漁船から胴突仕掛で釣った約40cm

麺に甘めの出汁と肉の旨みがマッチ

「肉うどん」どんどん唐樋店

「麺はもちもちで、どちらかというと地理的にも近い北九州系です」と鈴木さんがいうのが萩市にある「どんどん唐樋（からひ）店」というお店の「肉うどん」だ。

萩市内のほぼ中心部にある「どんどん唐樋（からひ）店」は東萩駅から南西に約1km

「どんどん」は萩市に本部を置き山口県を中心に中国地方、遠くは東京都にも支店を展開するチェーン店で、とくに地元では人気のお店でお昼どきには入店待ちの行列ができるのだそう。

「肉うどん」と「ワカメおにぎり」のセットでいただくのが鈴木さんの萩での営業ランチ

「出汁は甘めですがあっさりしています。そんな出汁をたっぷり吸い込んだ軟らかめの麺にお肉のエキスもプラスされるので、いつもご飯がほしくなります」という鈴木さんが、営業時のランチで利用する際、間違いなくオーダーするのがサイドメニューの「ワカメおにぎり」だそうで、これがまた「肉うどん」にベストマッチするという。「刻みネギ」のトッピングが入れ放題というのもうれしい。

丼に入れられた「刻みネギ」のトッピングは追加自由

どんどん唐樋店

住所：山口県萩市唐樋町30-1
HP：https://www.s-dondon.co.jp/

濃厚なワタリガニの味を堪能

「カンジャンケジャン」ホンイッケジャン

「韓国営業のときソウル市内で宿を取り、晩ご飯に食べたのが……」と鈴木さんが「ホンイッケジャン」というお店で、その味に感動した「カンジャンケジャン」だ。「ケジャン」というのは韓国語で「ワタリガニ」のことで「カンジャン（醤油）」に漬けた海鮮料理だそう。

ソウル市内の弘大（ホンデ）地区にある「ホンイッケジャン」というお店が鈴木さんのお気に入り

「味付けに唐辛子入りと唐辛子なしの2タイプありまして、好みの分かれるところですが……」と、ともに火は通さずそのまま「身を吸うように」食べるのだそう。「濃厚なカニの味とマッコリが抜群に合いますし、お酒がだめな人でも白ご飯との相性も抜群です」とのこと。とくに「カニの甲羅にご飯を入れてカニ味噌と混ぜていただくと最高です」と韓国営業時の楽しみのひとつを語ってくれた鈴木さんだった。

醤油漬けされたワタリガニ「カンジャンケジャン」は唐辛子味とそうでないものの2タイプ。お好みでどうぞ！

弘益（ホンイッ）ケジャン

住所：ソウル麻浦区
HP：なし