「節約上手な人」がスーパーで“高くても買うもの”3選「時短になる」「逆にムダな出費が減る」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。わが家は、子ども3人を抱える共働き家庭。家事・育児・仕事をこなすには、時短が欠かせません。そこで今回は、手間を省くために、私が「高くてもスーパーで買うもの」を3つご紹介します。
1.麦茶の濃縮缶
夏の水分補給に欠かせない麦茶。でも、大量に作るのって結構手間がかかりませんか?
家で飲む分のほかに、子どもたちの水筒に入れる麦茶も必要です。
そこで私は、ちょっと高くてもいいと割り切って「濃縮タイプの麦茶缶」を使っています。水で薄めるだけで、あっという間に麦茶が作れる優れもの! 煮出す手間や水出しの時間もかからないので、ものすごい時短率です。
1缶で2Lたっぷり作れるうえに、バタバタする朝でもストレスなく用意できるところが気にいっています。「麦茶がない!」とドラッグストアやスーパーで買うよりは、濃縮缶の方が割安です。
2.冷凍からあげ
「からあげくらい作ればいいのに」と思われそうですが、油の準備や後片付けを考えると意外と大仕事。電子レンジで温めればすぐに食べられる冷凍からあげは、夏休みのランチやお昼ごはんにも大活躍します。
最近は、むね肉を使用したヘルシーなものやタレづけからあげなど、種類もいろいろあるので飽きません。お徳用のボリュームパックを買えば、冷凍食品の割高感もカバーできます。
いざというときは夕飯のメインおかずにも。お総菜を買いに行くより断然安いので、時間も気力もないときの“心の保険”として冷凍庫にストックしていますよ。
3.レトルトカレー
定番中の定番ですが、レトルトカレーは常備必須! 究極に疲れた日は、ごはんだけ炊いてレトルトカレーで1食乗り切る日もあります。外食やデリバリーに頼るよりもずっと安く、洗い物も最小限で済むので家事ラクにもつながります。
値段も1食100円台とリーズナブルなので、「食事づくりをさぼってしまった……」という罪悪感もなく乗り切れます。
「お金より時間を買う」ことが、節約につながることも
節約というと、なるべく安く・自分で手作りと思いがちですが、毎日のストレスや時間を減らすことも大事。わが家の場合は、結果的に外食やお総菜などのムダな出費減につながっています。
仕事・家事・育児、そして節約の両立がつらいと感じる方は、ちょっと割高なものでも上手に活用してみるとラクになるかもしれません。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア