エディ・レッドメインがジュリア・ロバーツ&エリザベス・オルセンと共演へ ─ 「ミスター・ロボット」『羊たちの沈黙』調スリラー『Panic Carefully』出演
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主演で知られるエディ・レッドメインが、ワーナー・ブラザースによるパラノイアスリラー映画『Panic Carefully(原題)』でジュリア・ロバーツ&エリザベス・オルセンと共演することが明らかとなった。米が報じている。
本作のあらすじなどは伏せられており、レッドメインとロバーツ&オルセンが演じる役柄についても不明。本作で監督・脚本を担うのは、サイバー・サスペンスドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)でクリエイターを務めたサム・エスメイルだ。
『Panic Carefully』は、「ミスター・ロボット」や『羊たちの沈黙』(1991)を彷彿とさせるパラノイアスリラーと称されている。「ミスター・ロボット」は、孤独な天才ハッカーのエリオットが謎の男ミスター・ロボットに導かれ、巨大企業Eコープをハッキングする計画に巻き込まれていくというストーリー。
おなじみの『羊たちの沈黙』は、新米FBI捜査官クラリス・スターリングが、天才的な精神科医で殺人鬼でもあるハンニバル・レクター博士に協力を求め、猟奇的な連続殺人鬼を追い詰めていくサイコサスペンス映画。同作はアカデミー賞作品賞を受賞した。
プロデューサーには、エスメイルとロバーツ、監督の製作パートナーであるチャド・ハミルトン&スコット・ステューバーらが名を連ねる。エスメイルとロバーツは、「ホームカミング」(2018-2019)と「ガスリット 陰謀と真実」(2022)、『終わらない週末』(2023)でタッグ済みで、4度目の協業となる。
エミー賞とゴールデングローブ賞に輝いた「ミスター・ロボット」を手がけたエスメイルは、複雑で予測不可能なストーリーテリングで定評があり、『Panic Carefully』でも観客の心理を引っ掻き回してくれそうだ。
レッドメインは、『博士と彼女のセオリー』(2014)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『レ・ミゼラブル』(2012)『リリーのすべて』(2015)などにも出演した演技派。『ファンタスティック・ビースト』のニュート・スキャマンダー役で人気を博したが、4作目については「僕の知る限りではシリーズは終了したと思います」といた。現在、70年代の同名映画をドラマ化した「ジャッカルの日」に主演中。レッドメインは、この役でゴールデングローブ賞のTVドラマ部門男優賞にノミネートされている。
エディ・レッドメインら豪華キャストが揃った『Panic Carefully(原題)』は、2025年1月にイギリスで撮影開始予定。
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