A24、エドガー・アラン・ポーの名作ホラー『赤死病の仮面』映画化 ─ 『マダム・ウェブ』シドニー・スウィーニーが出演交渉中
近代推理小説の祖、エドガー・アラン・ポーの短編小説『赤死病の仮面』をA24が実写映画化する。主演に(2024)『恋するプリテンダー』(2023)のシドニー・スウィーニーが出演交渉中であることがわかった。米が報じている。
『赤死病の仮面』はポーが1824年に発表した恐怖小説。「赤死病」と呼ばれる疫病が蔓延していたころ、病から逃れるために王子は城砦に隠れていた。城外で病が猛威を振るうのをよそに、王子たちが仮面舞踏会を開くと、謎めいた仮面の人物が姿を見せ……。
かつて“B級映画の帝王”ロジャー・コーマンも映画化した本作を、今回の映画版では大胆に改作し、ダークなコメディタッチで描くという。監督・脚本はニューヨークを拠点とする劇作家・演出家のチャーリー・ポリンガー。数々の短編映画を手がけ、現在はジョエル・エドガートン主演の新作映画『The Plague(原題)』が待機中の注目株だ。詳細は謎のベールに包まれているが、撮影は2025年内に始まる見込みだという。
ドラマシリーズ「ユーフォリア/EUPHORIA」や「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」で謎めいた役柄を好演し、グレン・パウエルと共演した『恋するプリテンダー』ではコメディエンヌとしての才覚を発揮したスウィーニーは、ゴシックホラーである『赤死病の仮面』をいかに演じるか。ポール・フェイグ監督『The Housemaid(原題)』やプロボクサーのクリスティ・マーチンの、ジュリアン・ムーア共演『EchoValley(原題)』など待機作も目白押しとあって、新鋭ポリンガーとのケミストリーにも期待したい。
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