「みそ汁」にいれると腸がよろこぶ。腸内ケアに大切な3つのことと“時短が叶う食材”とは
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。健康や美容を意識し始めると、必ずといってよいほど目にする腸内環境のケア。今回は腸内環境ケアを始めたいと思ったときに、まず意識してほしいことを3つにまとめました！ 簡単なことばかりですので、ぜひ取り組んでみてください。
腸内環境のケアに大切なこと3つ
〇〇を食べたほうがよいとか、〇〇を食べないほうがよいなどではなく、まず意識しておいてほしいことをまとめました！
1.冷やさない
身体が冷えると血流が滞りやすくなり、内臓の働きが低下しやすくなります。
温かい飲み物や食べ物を選ぶ、シャワーだけでなく湯船に浸かるなど、身体を冷やさないことを意識しましょう。
2.偏らない
腸内環境ケアにおすすめの食べ物はたくさんありますが、まずは偏らずバランスよく食べることが基本です。
腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分けられ、最適といわれるバランスはありますが、どれも身体には必要な菌たちです。
腸内には約1000種類以上100兆個もの菌がいるとされ、菌の多様性も整った腸内環境に欠かせないポイントです。
さまざまなものをバランスよく食べることが、菌の多様性にもつながるとされています。
3.ストレスをためない
過度なストレスは身体の働きにさまざまな不調をもたらしてしまいます。
自律神経が乱れると血流も滞りやすくなったり、交感神経が優位な状態が続いてしまうと消化に影響がでてしまうこともあります。
ストレスは切っても切り離せないことが多いので、よい発散方法を持っておくのがおすすめです！
今回は旬の水菜を使ったあったかみそ汁レシピです！
すぐ火の通る食材で、時短も叶いますのでぜひお試しください〜！
水菜とえのきたけのみそ汁
材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
水菜……1株
えのきたけ……2分の1袋
小ねぎ（小口切り）……お好みで
作り方
1 鍋にだし汁と石づきを切り落としてほぐしたえのきたけを入れ、中火にかける。
2 沸騰したら弱火にして4〜5cmくらいに切った水菜を入れる。
3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。
4 器に盛って小ねぎをかけたらできあがり。
坂下莉咲／発酵食品マイスター/スキンケア指導士