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葉山沖が熱い。小型のマイボートで狙うマルイカ釣り。2馬力やカヤックサップでも狙えることができる夏のシーズンです。

マルイカの魅力

マルイカとは関東の呼び名のようで、標準和名はケンサキイカになります。興奮すると赤くなりアカイカとも呼ばれたりもします。なんといっても味が最高です。

アオリイカのゲストで釣れることも多いイカですが、アオリイカをリリースしてもケンサキイカは食べるという人もよく聞きます。今回は私なりのマイボートで狙うマルイカ釣りをご紹介します。

仕掛け

遊漁船で狙うような仕掛けはNGです。仕掛けが長すぎてうまく誘えなかったり、マルイカは動きが早くすぐ群れがいなくなりボートで動くのにはとても大変です。小型のボートやカヤックなどでは仕掛けが長いと取り込みがとても大変で、それでけで疲れてしまいます。仕掛けが多い方が数は取れると思いますが、小型のボートの場合仕掛けは単純が一番かと思います。

私も初めはマルイカ仕掛け多点掛けでやりましたがすぐにオマツリなどしてしまいとてもやりにくかったです。遊漁船の場合はとても理にかなった釣り方だと思いますが、小さなボートやカヤックなどではとても大変でしょう。

そんな時に思いついたのがあまり関東ではやっている人がいないイカメタル仕掛けです。こちらは仕掛けが短くて長くても1m前後が基本です。また仕掛けも単純でシングルかダブルが基本でしょう。

マルイカの居場所を掴む

ターゲットはいないところでいくらやっても釣果は良くはありません。マルイカが通過する場所を見極めるのがとても大事だと思います。

私は少し根がある10mから15m周りをメインに探っています。根がきつい場所などではメタルスッテにはしないでシンカータイプで狙うようにします。また仕掛けもシングルタイプで狙うことで、長時間のステイも根がからずに対応できます。

誘い方

基本はボトムから素早く誘い上げゆっくり落とすことを意識しています。大体ゆっくり落としているフォール中に抱くことが多いです。

あとはアワセも食いが渋い時などは触腕1本などよくあることです。激しくアワセると身切れしてしまうので慎重にやり取りをしています。

今年は狙い目

今年は例年になくマルイカが好調です。今までは遊漁船じゃないと厳しいと思いましたが仕掛けを変えることでしっかりと狙え数も取れます。ぜひ相模湾、葉山沖でのマルイカ釣り味わってみてはいかがでしょうか。

＜岸本真彦／TSURINEWSライター＞