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自民党が非公認候補の政党支部に活動費2000万円支給。「候補者に充てたものではない」という主張は通用する?

文化放送

10月25日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーで、ジャーナリスト・青木理氏に自民党派閥の裏金問題について話を伺った。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「今日は選挙まであと2日というテーマで、これまでの選挙戦を総ざらいしてもらおうと思っていたんですが、昨日報道のあった(自民党の)派閥裏金問題を受けて、非公認だった候補の政党支部に2000万円の活動費を支給した問題について今日は青木さんにお話を伺っていこうと思います」

長野智子「今回ですね、石破さんが『これはあくまで党支部に充てたものだ』と逆ギレしているみたいな感じもあったんですけど、逆に私の感覚だと、党支部と支部長ってほぼ一体っていうイメージがありますよね」

青木理「ほぼ一体というか一体ですよね。いまの政治資金規正法っていうのは政治家個人への企業・団体献金はできないけれども、政党支部や政党の政治団体にはできるっていうことにはなっていて、だからある意味で政党支部長の事実上のお財布みたいな形になっているわけで。だからその政党支部に入れたのであって政治家や候補本人に送ったんじゃないっていうのは、これはいかにも詭弁というか。普通に考えて言い訳っていうのは通用しないんじゃないですか?これはべつに僕らみたいなメディアが言っているだけじゃなくて、今回は萩生田さんあたりだって『逆に迷惑だ』とかって言い出しているわけだから『それは支部に充てたお金です』っていうので言い逃れするのはちょっとキツいかもしれないですよね」

長野「でも重ねて言えば、萩生田さんも『ありがた迷惑』っていうんだったら、受け取った時点でそれを公表すればいいのに今更そういうことを言うっていう、その辺の違和感もめっちゃあるんですよね」

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