増位山から世界へ日本伝統文化の魅力を発信しよう 姫路文学館 講演「増位山の至宝」姫路市
姫路文学館(姫路市)講堂で9月8日に講演「増位山の至宝」が開催されます。
兵庫県立大学非常勤講師・宇那木 隆司さんを講師に招き、『源氏手鑑(源氏物語)』が姫路藩藩主榊原政邦の正妻、天輪院によって増位山随願寺に納められた経緯と作成者などについて、講演を行います。参加費無料、当日直接会場にて受付します。
同時開催の展示では、『源氏手鑑』全54帖の詞書と絵の写真データをパネル展示で紹介します。天輪院の遺言により増位山随願寺に納められ、『源氏手鑑』の絵は後陽成天皇の孫・醍醐冬基の筆、文は宮家・公家27名が2帖ずつ執筆した貴重なものです。
イベントを企画した増位山伝統文化保存会の担当者は「姫路城の北東に位置する増位山の歴史や文化について地域の人や学生に紹介し、ふるさとを誇りに思うきっかけになることを願って企画しました」とコメントしています。
<記者のひとこと>
姫路で山といえば書写山が有名ですが、増位山も姫路の歴史を語るには外せません。梅林で知っている人も多いのではないでしょうか。
開催日
2024年9月8日(日)
場所
姫路文学館
(姫路市山野井町84)
時間
13:00~14:45 (開場 13:00)
参加費
無料