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世界の危機になすべきこととは?

文化放送

5月15日、東京都内の国連大学で「東京会議2025」の第二弾イベントとして公開フォーラム「今こそ問われる世界的連帯」が開催された。5月20日「長野智子アップデート(文化放送)」では、このイベントを主催した非営利シンクタンク言論NPOの工藤泰志が世界の危機になすべきことについて語った。

工藤「今の世界の危機って何なのかってことをちゃんとみんな考えてないんですね。トランプ大統領の関税の話っていうのは関心はある。確かにそれが行き過ぎれば第一次世界大戦の時の経済ブロックのようになって戦争になる可能性はあるけれど、今は関税をかけたアメリカのほうが逆に自分の国の経済や生活に影響するっていうことで、市民が騒いでトランプ大統領も途中で修正せざるをえなくなって追い込まれたじゃないですか。日本で報じられるのはそればっかりなんですよ。今、何が本当の危機なのかってことなんですよね。それは世界が力を合わせなきゃいけない時に力を合わせていないってことなんですよ。例えば戦争についても気候変動についても解決しなきゃいけない時に世界が力を合わせなくてはいけないのに、みんな分断して自分のことしか考えていない。全部総崩れ。国際社会の根幹が壊れている。今はもうそこまできているんです。これに対してどうすれば良いのか、世界が目を覚まして連帯する。世界が世界の課題に協力していかなくてはならないんです」

番組では他にも工藤泰志が世界の危機について語っています。

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