ヨコハマ海洋市民大学 海辺の文化祭 盛大に 卒業生が活動発表
「海辺の文化祭」が3月20日、象の鼻パークで開催された。ステージでは、トークショーやキッズダンサーによるおさかなダンス、埼玉県の春日部高校生物部の研究成果発表会などが行われた。煮干しの解剖やストーンアートで海の生き物を作るワークショップ、海にまつわるマルシェなども行われ、会場は多くの人でにぎわいを見せた。
主催する「ヨコハマ海洋市民大学実行委員会」は10年前、横浜の海にアクションを起こしたいと集まった数人のメンバーで立ち上げた。「うみをみるうみからみるうみのなかをみる」の3つの目線で海を学び、行動できる人を増やすことを目的に、年間を通して講座やアクティビティを開催している。年間の延べ受講者数は500〜800人にのぼる。
今回、活動10年の区切りとして、学んできたことを実践してきた卒業生や実行委員の活動発表の場として企画された。実行委員長の金木伸浩さんは「卒業生の活動継続が重要。こうしたイベントや発信を通して、面白いと思ってくれる新たな人を巻き込んでいけたら」と話した。