1ヵ月経ったら、続ける?やめる?ずぼら断食プログラムを終了するタイミングとは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】
1ヵ月経ったら、続ける?やめる?
第5章は、ずぼら断食後に繰り返し読んで欲しい内容をまとめました。人間は忘れやすい生き物です。せっかく頑張って手に入れた今の体を元の状態にリバウンドさせないためにも、この章をときどき読み返すことを強くおすすめします。
まず、ベースとなる1ヵ月が終了したらどうすればいい、と気になるところですよね。体重や体脂肪率が目標に近づいていて、悩んでいた不調が改善した、あるいは完全に不調はなくならないけどいい方向に変化があったという場合は、ずぼら断食のプログラムを終了し、新しい食習慣へと移行してください。
もし、目標体重に届かなかった人、また不調や体質の改善まであと一歩の人、大幅減量したい人は、このまま継続することをおすすめします。もちろん、とり組む不食パターンを変更しても大丈夫。実践中に空腹時間が長くて辛かった場合は、実践したずぼら断食より短い時間のものをやってもいいでしょう。ここで断念せず、続けることが大切です。
ずぼら断食終了後は、月に1回ずぼら断食を行うだけでも、体重・体質の維持やコントロールが簡単になります。自分の目標やライフスタイルに合わせて、最適な過ごし方を選んでみてください。
ずぼら断食は1ヵ月で終了?継続?
ずぼら断食は、体質を変えていくことを考慮して最低実施期間を1ヵ月に設定しています。1ヵ月が経過したら、以下をチェックしましょう。
目標体重をほぼ達成した YES ・ NO
悩んでいた不調がほぼ改善した YES ・ NO
両方YESだった人
第5章をしっかり読んで新しい食習慣をスタートさせましょう!
1つでもNOがあった人
あとひと息というときは、もう1ヵ月延長します。ここまで続けてきて得られた体型や体質の変化が、継続の後押しをしてくれるのでご心配なく!
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そんなに食べてないのに太る本当の理由
「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。
食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。
食べ過ぎチェックリスト
ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。
□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている
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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』