サウナブームで増加する事故を防ぐ!日本サウナ・スパ協会が新ルーティン「ととのう 2.0」提唱
昨今のサウナブームに伴い増加している転倒や体調不良などの事故予防とサウナ浴の質向上を目的として、公益社団法人日本サウナ・スパ協会が新しいサウナの入り方「ととのう 2.0」を発表。
従来の「サウナ・水風呂・休憩」の3ステップに「水分補給」を加えた4ステップのルーティンを推奨し、より安全で快適なサウナ体験を提案しています。
■ サウナ前に200~250mlの水分補給で立ちくらみや体調不良を防止
「ととのう 2.0」は、サウナをより安全かつ健康的に楽しむための新ルーティン。これまでの「サウナ・水風呂・休憩」に加え、「サウナ前の水分補給」を取り入れた4ステップが特徴です。
サウナ前に適切な水分を補給することで、立ちくらみや体調不良を防ぐだけでなく、より快適にサウナを楽しむことができるといいます。
一回のサウナ浴で出る汗の量が約300~400mlとされるのに対して、一度に吸収できる水分量は約200ml程度。サウナに入る前と後、それぞれのタイミングで200~250mlずつ水分補給を行うことで体内の水分バランスを整え、より質の高いサウナ体験を得ることができるそうです。
同協会が行った調査では、実際にサウナ前に水分補給をした人の76%が「普段より深くととのう」と回答したとのこと。
■ 3月7日「サウナの日」に全国のサウナで「ととのう 2.0」実感イベントを開催
同協会では、3月7日「サウナの日」に全国の一部サウナ施設で「ととのう 2.0」を体験できるイベントを実施。大塚製薬の協賛で「ポカリスエット イオンウォーター」を来館者に無償配布し、サウナ時の適切な水分補給の重要性を啓発します。
今回のキャンペーンに際して、日本サウナ・スパ協会の吉田秀雄会長は「サウナをより安全に、より健康的に楽しむためには、サウナ後はもちろん、サウナ前の水分補給が非常に重要です」とコメント。「ぜひ『ととのう 2.0』を習慣化し、豊かなサウナライフをお楽しみください」と呼びかけています。
情報提供:公益社団法人日本サウナ・スパ協会
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025030604.html