家族連れでにぎわう矢那川河口のハゼ釣りで26尾キャッチ【千葉】釣り後は名物焼きそばに舌鼓
秋晴れの休日、家族連れでにぎわう矢那川河口でハゼ釣りを楽しんだ。開始直後は食い渋りに苦戦したものの、ポイントを探りながらアタリを重ね、8cm前後のハゼを中心に26尾をキャッチ。釣りのあとは地元で人気の富士見亭で名物焼きそばを味わい、充実した朝のひとときを過ごした。
矢那川河口でハゼ釣り
10月13日(月・祝)、ハゼ狙いで千葉県木更津市にある矢那川河口へ釣行した。6時ごろ到着。休日の早朝にもかかわらず多くの家族連れで賑わっている。様子を見ていると、ポツポツとハゼが釣れている。
さっそく0.5号のオモリを使い、青イソメをエサにしたミャク釣り仕掛けで挑戦する。潮が上げ潮に向かって流れが速いので苦戦しそうだ。
食い渋る中で探り釣り
いつもは開始早々から竿先にプルプルと小気味いいアタリがあるが、思ったよりも食いが渋くアタリがほとんどない。少しずつ移動して根掛かりが少なく、ハゼからの反応がある場所を探す。
数カ所移動すると、ハゼの反応がある場所を見つけたので重点的に狙う。風が弱いので仕掛けを張って待っていると、プルプルと小気味いいアタリ。素早くアワセると、8cm程度のハゼが釣れた。
ヒイラギ交じりにハゼ好反応
反応が悪いながらも仕掛けを振り込むごとにアタリがあるので、一尾一尾をていねいに狙うとハゼが連続ヒットする。時々10cmを超える良型が交じって引き味もいい。
しかし、アタリがあってもハリ掛かりしないことが多発する。不審に思っているとヒイラギが釣れた。どうやらこの魚も多そうだ。
誘い工夫で合計26尾
付けエサのサイズを調整したり、誘いやアワせるタイミングに変化をつけると、ハゼがポツポツとヒットする。ヒイラギも多いので移動しながらハゼのアタリがある場所を重点的に狙ってコツコツと数を伸ばす。
手前側はカキ殻が多くて根掛かり連発。根掛かりが少ない場所を重点的に狙う。
8時になると潮位が上がって、ハゼからの反応が悪くなってきたので納竿した。2時間程度の釣行だったが8cm前後のハゼを26尾釣ることができた。
釣り後は名物焼きそば
釣りを終えたら、矢那川河口近くの老舗焼きそば店・富士見亭がお勧めだ。地元で長く愛されるこの店は、素朴ながらもクセになるソース焼きそばが名物。
香ばしく炒められた太麺はもちもちの食感で、甘辛い特製ソースがしっかりと絡む。具材はシンプルにキャベツと豚肉。懐かしい屋台風の味わいが、釣りで疲れた体と空いたお腹にじんわり染み渡る。
店内は昭和の香りが漂うレトロな雰囲気で、窓からは矢那川の景色を望める。テイクアウトも可能なので、釣ったハゼと一緒に自宅で楽しむのもおすすめ。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年10月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。