南大沢警察署 「ゆず」り合い 呼びかけ
南大沢警察署(堀口栄二署長)が12月19日、「人も車もゆずり合い」をテーマにした交通安全イベントを実施した。
当日は同署と南大沢交通安全協会、トヨタモビリティ東京株式会社の3者と、それぞれのマスコットキャラクター「ピーポくん」「ゆず郎」「あんぜんナンバーワン!くん」も参加。21日の冬至と、事故防止の「ゆずり合い」とをかけ、ドライバーに地元産の柚子を配り、安全運転を呼び掛けた。
このイベントは、南大沢交通安全協会の協力の下、毎年冬至の時期に実施してきたもので今年で16回目。堀口署長は、柚子を提供してくれた交通安全協会に謝意を伝え、「12月18日現在、東京都内では交通事故で141人の尊い命が失われている。年末は飲酒事故を含め重大事故が多発する傾向にある。人も車も、ゆずり合いの気持ちで事故を減らしていただきたい」とあいさつした。また、同署の高野弘子交通課長は「地域の皆様のご支援があって今年もイベントを開催することができた。『人優先』の理念に基づき、安全で快適な交通社会の実現に向けて諸対策を講じていきたい」と話した。