釣りは肉を美味しく食べるための最高のスパイス
キャンプといえば「肉」。そういい切ってしまいたくなるほど、自然の中で食べる肉は格別です。そして、その肉をもっと美味しく味わうための「最高のスパイス」が、私にとっては「釣り」なんです。
釣れるかどうかは二の次。ただ竿を握り、波の音を聞きながら過ごす時間は、それだけで心を満たしてくれます。自然と向き合い、魚と駆け引きをし、そして釣りのあとに1枚の肉を焼く…。そんな、私にとって贅沢な時間の過ごし方をご紹介しましょう。
キャンプといえば「肉」!
週末になると、いつもガスコンロとフライパンを片手に「1人キャンプ」を楽しんでいます。土日休みということもあり、一番何も考えず、のんびりできる時間は土曜日の夜。この時間を楽しみに、毎週夕方の明るい時間帯に堤防から魚をねらっています。釣れるか釣れないかは関係なく、ただ釣りを楽しむのです。
そして釣りを終えたあとは、ひっそりと肉を焼いて、持ってきていた白御飯と一緒に食べるのが最高のひととき。「うん、最高!」と心の中でつぶやきながら、自然の中でのんびりと過ごすこの時間が、なによりも贅沢な瞬間です。
釣りは最高のスパイス
私がしている釣りは、地元が長崎ということもあり、数多くの魚が釣れることで有名な場所で楽しんでいます。夏はキスを釣って天ぷらにし、秋はアジを釣って干物にし、冬はメバルを釣って煮付けにする。そして春はイカを釣って刺身に…。そんな四季折々の釣りを楽しみに出掛けています。
しかし、どんな釣りをしてもやめられないのが、釣りあとの「肉」です。広い海にキャストして、清々しい気持ちで釣りを終えたあとに食べる肉は、まさに至福の極み。釣りによって気持ちも昂(たかぶ)り、より一層美味しく肉を食べることができます。まさに釣りは「魔法のスパイス」なのです
みなさんも経験があると思いますが、お腹が空いたときの御飯ってとても美味しく感じますよね? 仕事終わりのキンキンに冷えたビールなんて、少々大げさかもしれませんが“悪魔的な美味しさ”ではないでしょうか? それを体現するために私は毎回、肉を食べる前に釣りを楽しんでいるといった具合。より美味しくいただくために…。
やっとの思いで魚を釣り上げる…
釣りは“ただの趣味以上”の存在
冒頭で話しましたが、「釣れる、釣れないに関係なく」とはいうものの、やはり釣れないよりは釣れる方がいいと思っています。あくまで「肉を美味しく食べるスパイス」として釣りをしていますが、釣れたときの方がもっと美味しくいただけるワケです。
私自身いろいろな釣りを行っており、シーズンに合わせた旬の魚をねらいながら、お酒のあてにもしています。しかし最近は、魚が減って釣れないことが多くなりました。昔は一投一尾という感じで大量に釣れていたものですが…。温暖化が原因なのか、ゴミ問題が原因なのか、魚の数が大幅に減少していて、なかなか素直には釣らせてくれません。試行錯誤を繰り返しながら、やっとの思いで釣り上げています。
そんなわけで釣りは、私にとって“ただの趣味以上”の存在です。自然と触れ合いリラックスする時間を提供してくれるだけでなく、釣れた魚を料理して食べる楽しみもあります。さらに、釣りを通じて得られる満足感は魚の美味しさだけではありません。その過程で得られる経験や思い出にもあります。釣り場での静寂、風の音、波の音、そして魚が掛かった瞬間の興奮…。これらすべてが、私にとっての釣りの魅力です。
魚の数が減少していることはひじょうに残念ですが、それでも、釣りの楽しさは変わりません。釣れたときの喜びは格別で、その魚を料理して食べるときの満足感は何にも代えがたいものなのです。
最後に…。「釣り」と「肉を焼いて食べること」、この2つがそろうと私の週末は最高の時間になります。長崎の豊かな自然の中で、のんびりと釣りを楽しみ、そして最後に肉を焼いて味わう。この一連の流れが、私にとっての至福のひとときです。
釣りはただの趣味ではありません。肉をより美味しく食べるための最高のスパイスなのです。みなさんもぜひ、自然の中でのんびりと過ごしながら、釣りと肉の組み合わせを楽しんでみてください。きっと、新たな発見と喜びが待っているはずです。
企画・記事協力:FISHFRIENDS
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レポーターREPORTER
プロフィール:俺のスパイス
長崎でのんびりキャンプと釣りを楽しみながら、肉を焼いています。