きら! ふわ! もこ! 工作好き6歳娘が夢中で遊んでいるメイキングトイ3選
6歳の娘が誕生日プレゼントにリクエストしたメイキングトイ3選! アクアビーズ・毛糸ミシンふわもこHug・ホイップる、それぞれのおもちゃの特徴や娘の感想をレポートします。完成した作品を写真で紹介。
6歳娘がメイキングトイで作った力作はこちら(画像10点)8歳の男の子、6歳の女の子を育てるエニママライターの垣内千夏です。
今回は、工作好きな娘がハマっている、3つのメイキングトイをご紹介します。
メイキングトイとは、「つくること」を楽しむおもちゃです。
段ボールや牛乳パックなど、廃材を使った工作づくりが大好きな娘。
6歳の誕生日プレゼントとしてリクエストしたのは、メイキングトイでした。それも3つ(私たちからひとつ、両家の祖父母からふたつ、プレゼントしてもらいました)。
3つも誕生日プレゼントがもらえるなんて、私の子ども時代には考えられませんでした。我が子ながら、なんともうらやましい限りです! 今回は娘が選んだ3つのメイキングトイを、遊んでいる様子や作品とともにレポートします。
アクアビーズ
アクアビーズ(エポック社)とは、水でくっつく不思議なビーズです。カラフルなビーズを並べて、動物やキャラクターなどをつくることができます。対象年齢は6歳以上。
数あるアクアビーズのなかから、娘が選んだのは『スペシャルアクアビーズ デザインファクトリーDX』。
必要な道具とツールボックスがセットになっているため、すぐに作品づくりをはじめられます(収納方法を考えなくてよい点は、親にとっても嬉しいポイント!)。
小さなビーズを並べる作業は集中力が必要! ですが、アクアビーズは、水を吹きかけて固めるまで、何度もやり直せます。
娘も「あ~、ずれちゃった!」「やっぱり違う色にする~」などとつぶやきながら、何度も軌道修正をして完成を目指しています。
はじめのうちは、付属のイラストシート図案を使用していたのですが、作品づくりに慣れてくると「次は○○をつくりたい!」と創作意欲がわいてきた娘。
最近は、好きなキャラクターの図案をネットで検索して、作品づくりを楽しんでいます。
アクアビーズは水で固めるため、危ない工程がありません。最初から最後まで、娘ひとりで遊べています。
基本的には、親は見守るだけなのですが、セッティングだけは手伝うようにしています。なぜなら、一度だけツールボックスごと床に落とし、大量のビーズを床にばらまいてしまったことがあるからです(泣)。
すべてのビーズを拾い集めるのは大変だったため、皆さまも気をつけてくださいね……!
毛糸ミシンふわもこHug
毛糸ミシンふわもこHug(アックスヤマザキ)は、糸の代わりに毛糸を使用する、子ども向けのミシンです。対象年齢は6歳以上。
本物のミシンのような、面倒な糸掛けや糸通しは必要ありません。スタート・ストップはボタンひとつのみで、操作も簡単です!
とはいえ、創業78年を迎えた老舗ミシンメーカーが作っただけあって、本当のミシンのように動きます。針がダダダッと速く動く様子に、娘はびっくり。はじめは「お母さん、一緒にやって~」といっていましたが、数回一緒にやってあげるとすぐに慣れ、いまはひとりで作品づくりをしています。
針の部分には、指が巻き込まれないよう安全ガードがついています。
服やバッグも縫ってつくられていることに気づいた娘は、「これもミシンでつくれそう!」と、身のまわりにあるものも見よう見まねでつくっています。
ホイップる
ホイップる(エポック社)とは、生クリームのようなホイップるクリームで、本物そっくりなスイーツをつくれるメイキングトイです。
娘が選んだのは、『ドリーミーパールスイーツセット(※)』。
※『ホイップる』の対象年齢は8歳以上です。細かいパーツもあるため、取り扱いにはじゅうぶん気をつけてください。
ドリーミーという名前だけあって、ユニコーンモチーフのパーツやパールカラーのクリームなど、かわいいものが好きな子どもが心ときめく内容になっています。箱を開け、パーツを取り出すだけでも娘の目はキラキラ!
ホイップるは、メイキングトイのなかでは少し難易度が高いため、娘はクリームを絞る係、私は土台を押さえる係と、親子共同で作品づくりをしています。
大人が土台を押さえてあげると、絞りやすくなります。
クリームを上手に絞る工程が難しく、娘も「上手に絞れない~」と苦戦しています。
ですが、クリームが上手に絞れなくても心配ありません。デコレーションをすれば、あら不思議! とってもかわいく仕上がるんです!
完成した作品は、お部屋に飾ったり、キーホルダーにしてカバンにつけたり、お友達にプレゼントしたりしています。
子どもならではの発想が作品として形になる
娘の一番お気に入りのメイキングトイは、ホイップるだそうです。
その理由を聞いてみると「だって、かわいいんだもん~!」とのこと。娘にとって、何がつくれるかだけでなく、作品づくりに使う道具やパーツのかわいさも大事な要素のようです。
メイキングトイは、子どもならではの自由で柔軟な発想を形にできるおもちゃなので、見守る側もおもしろいです。次々とアイデアが思い浮かぶ様子は、うらやましくもあります(私は夕飯のメニューすら思いつかないのに……)。
娘には、これからもメイキングトイでたくさんの作品をつくり、自分の世界をどんどん広げてほしいと思います。
メイキングトイには、ほかにもたくさんの種類があります。ぜひお子さんと相談をしながら、お気に入りのメイキングトイをみつけてくださいね。
※記事内写真はすべて撮影:垣内千夏