滋賀県にある雑貨店の“ホラーな赤ちゃん看板”、ハロウィン目前に海外で注目集める
ハロウィンの時期になると、海外では心霊現象やホラー系の話題が多くなるが、滋賀県にある雑貨店のホラー風の看板が注目を浴びている。数年前まで、看板にはかわいらしい赤ちゃんの顔があったが、近年の猛暑により看板のインクが溶けて劣化し、赤ちゃんの顔がゾンビのように変化した。シンガポールのニュースメディア『Mothership.SG』などが報じた。
【写真】昨年、テレビ番組でも取り上げられた看板がますます不気味に
滋賀県長浜市にある衣料品と雑貨の販売店「ファミリーショップはんがい」の看板が、複数の海外メディアに取り上げられた。同店の看板には、かわいい赤ちゃんの写真が使われており、吹き出しに「安くてええのいっぱいあるやん」と書かれている。
しかし昨年の夏、日本を襲った猛暑により、赤ちゃんの目と口の黒いインクが溶け出して両目は眼球を失ったかのように黒くなった。当時、フジテレビ系列の朝の番組『めざまし8』の取材を受けて、同店の店主はこのように語っていた。
「全然気づかなくて、7月とかもめちゃくちゃ暑かったんで、その間にぱっと見たら『えらいことになってた』みたいな…。」
「気づいたのが8月の頭ぐらいで、早く変えようと思ったんですけど、お盆休みで『すぐには変えられない』と言われて。だったら夏のホラー体験みたいなので楽しんでもらえればって思って、しばらくはそのまま放置しようかなと思います。」
同店は看板をそのままにすることで、店の知名度を上げることに成功したようだ。そして、看板の写真はSNSで拡散され、今年のハロウィンを目前に海外のニュースメディアが紹介したことでさらに注目を集め、「ハロウィンが街にやってくる」「ホラー看板だ」といった声があがっている。
また、英ニュースメディア『What’s The Jam』は、この看板が今年になってますます恐ろしい外観になっており、それを撮影するために観光客が訪れていることを伝えている。
Xに投稿された今年9月の看板には、昨年に続く猛暑により目と口の部分に黒い点だけがかろうじて残り、さらに不気味さが増していた。
画像は『Mothership.SG 「Baby on Japan store sign turns into horror poster child as ink melts in intense summer heat in recent years」(Photo via Google Maps)(Photo via MokiebaseYamat/X)』『中國報 「家庭服饰店广告大海报掉色 拖逾一年不理 萌宝宝变猛鬼」(图:社媒X)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)