劇団四季より岡村美南と谷原志音が吹替キャストとして特別出演決定 胸熱コメントも到着『ウィキッド ふたりの魔女』
劇団四季のミュージカル「ウィキッド」でエルファバ役を演じてきた岡村美南と、グリンダ役を演じてきた谷原志音が映画『ウィキッド ふたりの魔女』の吹替キャストとして特別出演していることが発表された。
舞台と映画の垣根を越えたコラボレーションが実現
岡村は入団以前からモダンダンスや歌のレッスンを受け、2008年に劇団四季のオーディションに合格。2010年から「ウィキッド」にエルファバ役として出演。
その後も「キャッツ」「ウェストサイド物語」「ノートルダムの鐘」などに続々と出演し、持ち前の高い歌唱力と演技力で多くの観客を魅了する彼女は「私にとってはもう全ての始まりと言っても過言ではありません。入団して初めてセリフをいただいたのがこの役で、何もできないなかたくさんの先輩方がサポートして下さりました。今回こうして違う形で「ウィキッド」に再会でき、今後歳を重ねていっても、ずっと心の中に深く残る作品だろうなと感じています」と「ウィキッド」への強い思い入れを述べている。
そして、谷原は2010年に劇団四季のオーディションに合格し、2011年に「ウィキッド」でアンサンブルとして初舞台を踏み、2014年からグリンダ役として出演。
その後「マンマ・ミーア!」ではソフィ役、「アナと雪の女王」ではエルサ役など多くの作品で主役を担い、その圧倒的な歌唱力で高い評価を得ている。
そんな谷原は「1幕ラストの場面を見た時に、“これをやるために四季に入りたい”と思いました。入団後は、どんな役でもいいからとにかく「ウィキッド」に出たいという想いがあったので、初舞台で役をいただき、台本をもらった時には、ぐるぐる走り回るぐらい本当に嬉しくて。たくさんのことを経験させていただいた作品です」と、岡村と同様に溢れんばかりの熱い想いを語っている。
ファンに向けてのメッセージ
そんな“ウィキッド愛”が止まらない岡村と谷原から映画を鑑賞するファンへ向けてメッセージも到着した。
岡村は「舞台版に忠実に、リスペクトを持って作り上げられた作品です。出演していた私でもこれほど新鮮に楽しめるなんて。期待を裏切らない作品になっています。是非公開を楽しみにして下さい」と太鼓判。
谷原も「これまで何回も「ウィキッド」を観て、出演もしてきましたが、全てのシーンが新鮮でした。自分の想像をはるかに超え、2時間41分あっという間でした。映画で初めて「ウィキッド」に出会う方でも楽しめると思いますので、是非ミュージカルも映画も観に来てください」と映画版だからこそ表現できる世界観に惜しみない称賛の言葉を贈っている。二人がどのような役どころで出演しているかは、ぜひ映画館で確認していただきたい。
今回日本語吹替版の歌詞を監修したのは、作詞家で音楽プロデューサーでもある、いしわたり淳治。原作をリスペクトしながらも、映画用に調整された楽曲は、「ウィキッド」の世界を更に魅力溢れるものにした。公開の際には、是非字幕版と併せて吹替版にも注目だ。
『ウィキッド ふたりの魔女』は3月7日(金)より、全国ロードショー