内藤アカデミー ケニアの民族楽器披露 世界初の女性奏者
下小田中で学童保育、学習塾を手掛ける「内藤アカデミー」は8月23日、子どもたちによる夏の工作・手芸・サマースクール発表会を行った。ゲストとして招かれたケニアの民族楽器「ニャティティ」の世界初の女性奏者・アニャンゴさんの演奏が披露された。
アニャンゴさんは、アフリカ音楽に魅了され、単身ケニアに渡り、ルオー村で音楽修行。選ばれた男性にしか演奏が許されない弦楽器「ニャティティ」の世界初の女性奏者に。米週刊誌ニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれ、世界各国で演奏活動を行っている。
今回、内藤幸彦教室長のつてでアニャンゴさんがゲストに。同アカデミーの子どもたちが夏休みに取り組んだ手芸や工作、自由研究の発表を行った後、アニャンゴさんが楽器の演奏方法を紹介。足にガラという鉄鈴をつけて足でリズムを取り、8本の弦を弾きながら現地やオリジナルの歌を披露した。アニャンゴさんは「アフリカ、ケニアの人も同じ人だということを知ってもらいたい。男性しか演奏が許されない楽器をこうして弾くことができているのを見てもらうことで、夢を諦めず努力すれば絶対にかなえられることを伝えられたら」と子どもたちにメッセージを送った。