『スター・ウォーズ』新映画主演にライアン・ゴズリングが交渉中、秋にも撮影開始か
『スター・ウォーズ』新作映画の主演に、『ラ・ラ・ランド』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)のライアン・ゴズリングが交渉中であることがわかった。米が伝えた。
本企画は『ナイト ミュージアム』シリーズや『フリー・ガイ』(2021)『 & ウルヴァリン』(2024)などアクション・コメディを得意とするショーン・レヴィが監督を務める長編映画。レヴィはライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンと共にを控えていたが、先に『スター・ウォーズ』を手がける運びになったという。
ゴズリングとの契約がまとまれば、2025年秋にも撮影を行う見込みという。『スター・ウォーズ』からは『マンダロリアン&グローグー』が2026年5月22日に米公開予定で、ほかに『スカイウォーカーの夜明け』15年後を描く続編と、映画シリーズから25,000年前を描くジェームズ・マンゴールド監督企画が先に企画されていたが、突如としてレヴィ版映画が躍り出た。
物語の概要は不明だが、情報によればスカイウォーカー・サーガに属さない単独映画になるという。脚本はレヴィ監督作『アダム&アダム』(2022)のジョナサン・トロッパー。
これまでの『スター・ウォーズ』では、比較的無名あるいは駆け出しの俳優をメインキャストに起用し、スターダムに送り出す傾向が強かった。続3部作ではデイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガやオスカー・アイザックらをブレイクさせ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)ではフェリシティ・ジョーンズやディエゴ・ルナをお馴染みの顔にした。
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ライアン・ゴズリングのようなAリスト俳優を主演に狙うのは『スター・ウォーズ』映画にとって珍しいことだ。ゴズリングは『ラ・ラ・ランド』や『バービー』(2023)などで女性ファンの人気も高い一方、『ブレードランナー 2049』ではSF金字塔にも挑戦。『ファースト・マン』(2018)では宇宙飛行士ニール・アームストロングを淡々と演じたほか、宇宙空間を舞台としたSF小説の実写化『プロジェクト・ヘイル・メアリー』ので、銀河での活躍が続く。
なお『スター・ウォーズ』は本企画と前出の3本の他、『X-MEN』シリーズのサイモン・キンバーグが製作総指揮を務める新たな映画3部作も。しばらくはモス・アイズリー宇宙港のように企画が賑わう。
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