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10月18日、能登町波並に「:Re Noto CREW」がオープン！
能登の伝統的な発酵調味料「いしり」をはじめ、地元の美味しい食材を活かした料理がカジュアルに楽しめる、発酵イタリアンとワインのお店ができました。

国道249号線沿い、三波バス停目の前にオープンした「:Re Noto CREW」。
木のぬくもりを感じるアットホームな雰囲気の店内からは、日本海を見渡せるのが魅力。
晴れた日には、美しく雄大な立山連峰も海越しに眺められます。

店内にはテーブル席のほか、最大8名まで収容可能な半個室も完備。
ゆったり過ごせる空間で、家族連れや仲間との集まりに人気なのだそう。
約20名ほどで貸切も対応されています。

そんな空間でいただけるのが、能登出身の実力派シェフが腕を振るう、能登の魚介や発酵調味料をふんだんに使用したイタリア料理です。

ご紹介するのが、3種類から選べるパスタに前菜、コーヒーor紅茶がついた「パスタセット」。
パスタは季節ごとに変わるそうで、今回は「アオサとアオリイカのクリームパスタ」（2,500円）をチョイスしました。

まず前菜は、能登の朝獲れ魚介のカルパッチョ。
米酢を使用したしめ鯖のカルパッチョを、いちじくをカシスとブランデーでローストしたソースとともにいただきます。
角がなくマイルドな甘酸っぱさが、旨みが詰まったサバの美味しさをグッと際立たせてくれていますよ。

濃厚なクリームが絡むもっちり平打ち麺に合わせるのが、地元で朝獲れの新鮮なアオリイカ。
ぷりっぷりの肉厚で、噛むほどに旨みが口の中いっぱいに溢れ出す…♡
アオサも、海藻の密度が日本一高いと言われる能登で獲れものを使用しており、ふわっと鼻を抜ける磯の香りが食欲をそそります。

パスタにはどれも、イカ魚醤「いしり」を隠し味に。
コクや深みが増し、素材本来のポテンシャルを引き出してくれています。
今後は「香箱蟹のパスタ」など、旬の素材を使ったスペシャルな一皿も数量限定で登場するので目が離せませんよ。

東京や山形などさまざまな有名店で腕を磨いてこられた、オーナーシェフの船下さん。
震災当時は東京に住んでいましたが、被災した能登を目の当たりにして「いま帰らなければ」という強い想いに駆られたそう。
イタリアンを志したのは、能登で発酵イタリアンを経営される両親の影響と、地域の特性や風土が色濃く料理にも反映されるイタリアンの概念に惹かれたことがきっかけ。
「伝統的な発酵調味料いしりをはじめ、能登には魅力的な食材がたくさんあります。料理を通して、能登復興の支援や地元の魅力を再発見できるきっかけになれば嬉しいです。」

2022年に期間限定でバーガーショップ「Cafe Noto CREW」を営んでいたことから、店名の「Re」は再来を意味。
さらに「Noto CREW」は、「能登来る？」とかけたダジャレと、「震災を経て、またみんなに能登を訪れてほしい」という想いを込めました。

夜は、能登の食材を思う存分楽しめる「ディナーコース」（5,000円／9,800円）もあり！（完全予約制）
営業中はソムリエもいるので、豊富なワインとのペアリングも気軽に相談できますよ。
ランチで気軽に、ディナーでちょっと贅沢に、シーンに合わせてゲストを満足させてくれるはず。
金沢から少し足を伸ばして、ぜひ遊びに行ってみてください。

:Re Noto CREW

住所石川県鳳珠郡能登町波並20-95-2
TEL080-9274-6206
営業時間ランチ 11:30-15:00（L.O.14:30）
ディナー 16:30-20:30（L.O.20:00）
定休日火・水曜
駐車場店前8台
公式Instagram( https://www.instagram.com/re_noto_crew/ )