エリアトラウト釣行でニジマスと知恵比べ!【栃木・308Club】ミニクランクにヒット
栃木県矢板市の管理釣り場「308Club」を訪れ、エリアトラウトに挑戦しました。メイン・リリースの2ポンドに豊富なニジマスが放流されており、魚影は濃厚ながらも見切り能力の高い魚たちに苦戦。スタッフの助言を受けながら攻略を試みる、学びと発見に満ちた一日となりました。
308Clubでエリアトラウト釣行
6月8日(日)、栃木県矢板市にある308Clubに行ってきました。日本の里山感が強くとても落ち着く雰囲気の管理釣り場です。
釣り池は2面。メインポンドとリリースポンドの2つで、メインポンドは中央付近に岩が沈めてある自然地形的なタイプ。リリースポンドは四角い釣り堀タイプです。
メインポンドの大きさは中規模で、1g前後のスプーンでちょうどいい広さ。リリースポンドは同じく1gほどのスプーンで全域をカバーできる広さ。ニジマスを始めとするトラウト(マス類)が豊富に放流されており、キープ券なら釣った魚は5尾まで持って帰ることができます(50cm以上は1尾まで。イトウはオールリリース)。
サイズは中型がメインです。タックルは小型~中型のターゲットを意識したライトなものがおすすめとのことです。
釣行開始
さっそくメインポンドで釣りを開始。魚影は濃く、大型もしっかり泳いでいます。
1.5gのスプーンからスタート。追いかける反応はあるものの、直前で見切られてしまいます。団体のお客さまが釣れているルアーを見ると、小さなスプーンを使用していました。私ももっと小さなスプーンがあれば試したいところでしたが、持参していた最小スプーンが1.5gだったのでなかなかの苦戦。
スプーンを諦め、フローティングミノー、シンキングミノー、サスペンドミノー、クランクベイトと種類とカラーを変えながら試してみるけど、どれもこれも見切られてしまいます。
リリースポンドも難しい
そこで、釣りやすいと言われているリリースポンドへ行ってみることに。こちらでは釣れてくれるかなと思いきや、やはり見切られます。んんん?難しい!
スタッフさんが調子どうですか?と回ってきてくれたので苦戦している状況を伝えると「308Clubの魚はけっこう難しいと言われることもあるんだよ。リリースも多いからみんな痛い思いして賢くなっちゃってるのかも」と。
賢くなっているという言葉にハッとしました。多くのお魚が寄ってはくるものの、本当によくルアーを見ている感じがあります。これは釣るか釣られるか、お魚との頭脳勝負だ。
ミニクランクでニジマスヒット
スタッフさんから「小さなクランクベイトを投げてみるといいよ」とアドバイス。ぽいっと投げてみると、リアクションバイトでようやくヒット。
頑張ってルアーを泳がせてきたけど、こんな感じで釣れるのと嬉しさと驚き。今の私の技術では口を使わせることができなくて、リアクションバイトで掛ける方法しか見つからず……。白旗をあげました(笑)。
スタッフさんはかなり知識と技術があるうえ教え上手なので、308Clubに通うとトラウト技術が上がりそうです。
イベントやランチも充実
毎月、サイズを競うダービーを開催しており、優勝者には翌月のフリーパス、2位は1日招待券、3位には粗品などしっかり賞品があるので通い甲斐もありますね。
お昼にはクラブハウスでランチをいただきました。
ニジマスフライ定食やカレー、スタミナ丼などそそられるメニューがたくさん。今回いただいたのは、圧倒的1番人気だというサクラマス天丼。さっくりと揚がったサクラマス天と野菜天はボリューム満点。そこに甘めの天ダレがかかっていて、ご飯がどんどん進む美味しさでした。
10時ごろまでにランチを注文しておくと、スムーズに提供できるみたいですよ。
<週刊つりニュース関東版・高末里香/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年7月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。