<お祝い100万円>新婚夫婦の財布は別々。頂いた結婚祝いは2人で半分ずつ分けるのが普通?
子どもが結婚をするとき、親としてお祝い金を渡すこともあるでしょう。まとまった金額になる場合もありますが、そのお祝い金に関して、あるママの子ども夫婦が少し揉めているようです。こんな相談がありました。
『先日娘が入籍したので、改めて娘夫婦と食事をしました。式はしないので、挙式代として貯めていた100万円をご祝儀として渡しました。そのお祝いについて娘から電話がありました。娘は今後家族が増えたときの引っ越しや、出産のためにお祝いを取っておきたい、でも旦那さんからは半分にして必要なときに出し合えばいいと言われたと。どちらも働いているので財布は別々だそうです。2人でよく話し合って決めなさいと言いましたが、普通はどんな感じなのでしょうか?』
結婚する娘さんに、ご祝儀として100万円を渡した投稿者さん。そのご祝儀に関して、娘さんの旦那さんから夫婦で半分に分けるように提案があったそうです。親からお祝いとしてもらったお金なので、その使い方は夫婦によって異なるでしょうが、このような場合他のママたちならどう考えるでしょうか。
家計の財布が別なら、お祝いも別で管理
『嫁側の親からもらったお祝い金を、なんで半分ずつ分ける必要があるのだろう? 共同で必要な引っ越し資金や家具家電、新婚旅行などに使うならまだしも、旦那の貯金になんてして欲しくないね』
投稿者さんは、結婚をしてこれからお金がかかる娘さん夫婦のためにお祝い金を渡していることでしょう。でもその半分を旦那さんに渡してしまうと、何に使われたか把握できなくなります。家庭に関係のないプライベートなことに使われてしまう可能性もゼロではないでしょう。いくらお祝い金として渡したお金とはいえ、それではなんだか納得できない部分もあるのではないでしょうか。
『財布が別々なら、お祝い金も別々でよくない?』
『家庭用貯金口座はなさそうだね。必要なときには旦那の口座は空っぽの可能性が高い気がするわ。もう一度2人を呼び出して、このお祝い金は娘へのお祝いだと主張したら? その代わり、旦那側からのお祝いは全て旦那が受け取ればいいということにして』
娘さん夫婦はお財布を別にしていますから、それぞれの家からいただくお祝い金もそれぞれが管理するという方法もとれるでしょう。ただ旦那さんがお金をきちんと管理していない場合、引っ越しや出産など家庭でお金が必要になった場合、お金を出し合えなくなるかもしれません。そうなると娘さんの負担が大きくなってしまい、不公平になってしまう可能性も否定できません。
家庭の口座を作るようにしてみては?
『話し合ってどちらも納得できないようなら、どちらかが預かるのではなく、お祝いはお祝いでまとめておいて、何かあったらそこから出すというようにアドバイスしてあげたら?』
娘さんや旦那さんの口座とは別に、家庭用の口座を作ってはいかがでしょう。この先家庭でお金が必要になる場面も多くありますから、その際にはその口座からお金を使っていくようにすれば、不公平さもなくなりそうです。
良い機会!この先のために、夫婦できちんと話し合ってもらおう
『結婚早々、何をしているの。2人で納得いくまで話し合いなさいと言う。見守っていればいいよ』
『若い2人できちんと考えさせた方がいいね。結婚生活は長いからいい機会よ』
結婚のお祝いとして娘さんに渡したお金の管理や使い方は、夫婦できちんと考えていく必要があるでしょう。今回は結婚して日が浅いこともあり、娘さんもどうしていいのかわからないのかもしれませんね。母親である投稿者さんに相談をしていますが、本来ならば夫婦で話し合って結論を出すことが大切かもしれません。結婚すればお金以外のことにも夫婦で決めていくことはたくさんあります。もちろん、夫婦で平行線のまま結論が出ない場合は親に相談することもあるでしょうが、それは最終手段なのかも。まずは夫婦で話し合うこと。それを促すことも、親としてできることではないでしょうか。