広大な印旛沼の上空にダイナミックな花火!「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」が8月3日に開催。70周年特別プログラムも
千葉県内最大級の規模を誇る花火大会「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」が、2024年8月3日(土)に千葉県佐倉市の印旛沼湖畔の佐倉ふるさと広場で行われる。広大な土地を生かしたダイナミックな花火を堪能しよう。
夏の印旛沼を彩る歴史ある花火大会
江戸時代に城下町として栄えた千葉県佐倉市。市内には佐倉城址公園や武家屋敷通りといった江戸情緒あふれるスポットが今も残っている。一方、市の北部に位置する印旛沼は沼としては日本一の面積を誇る自然豊かな場所で、その湖畔、オランダ風車が目を引く佐倉ふるさと広場が花火大会の会場だ。
「佐倉花火フェスタ」は、1956年にJR佐倉駅からほど近い場所で開催された「佐倉樋之口橋納涼大会」で打ち上げられた花火が起源。その後会場を印旛沼湖畔に移し、名称の変遷を経ながらも今年で63回目を迎え、今では佐倉市の夏の風物詩となっている。毎年約2万発が夏の夜空を彩り、県内のみならず東京都や神奈川県からも多くの人々が集まる。
大迫力の2尺玉を、なんと4発も!
見どころはなんといっても、音楽と連動して打ち上げる「ビッグ・プレミアム・スターマイン」。約10分間に8000連発以上という高濃度の花火が楽しめる。「佐倉名物の2尺玉も見逃がせませんよ!」と話すのは佐倉市佐倉の魅力推進課の担当者。上空500mで直径約500mの大輪の花を咲かせる2尺玉は大きさも打ち上げ音も圧倒的な迫力。千葉県内でも珍しいというこの2尺玉が太っ腹に4発もドーンと打ち上がる。さらに、今年は市制70周年を記念して、例年の約2万発にプラスして打ち上げられる70発の尺玉・大玉にも注目だ。
「佐倉の花火は打ち上げ場所が近くて迫力満点。しかも混雑が少なく、ゆったりと見られます。都内から約1時間でアクセスできるので、ぜひダイナミックな花火を見にきてもらえたら」(佐倉市佐倉の魅力推進課の担当者)。ランドマークのオランダ風車と花火が織りなす景色もまた格別の美しさ。ぜひ現地で体感しよう!
開催概要
「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」
開催日:2024年8月3日(土)※荒天時中止
開催時間:18:50~20:30
会場:印旛沼湖畔(佐倉ふるさと広場およびその周辺。千葉県佐倉市臼井田2714)
アクセス:京成電鉄本線京成臼井駅から徒歩30分、京成佐倉駅から徒歩40分
有料席:イス席2000円
【問い合わせ先】
佐倉市観光協会☎043-486-6000
公式HP:https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/sakuranomiryoku/event_kanko/15850.html
取材・文=香取麻衣子 ※画像は主催者提供