実写「ONE PIECE」舞台裏映像にニコ・ロビンのものらしき衣装が写り込む
の実写ドラマ版「ONE PIECE」より、シーズン2の舞台裏を紹介する映像が公開された。現時点で見せられない衣装にはモザイクがかかっているが、背景をよく見てみると、原作読者には見覚えのある衣装がちらりと写り込んでいる。
新映像は、バギー役のジェフ・ワードが、シーズン2の製作に携わる部門や新たなセットを案内するもの。衣装部門では、コスチュームデザイナーがシーズン2のルフィやバギーの衣装を紹介し、公開NGな衣装にはモザイクがかけられている。しかし映像0:36辺り、ワードの背後を目を凝らして見てみると、白のロングコートと白のカウボーイ・ハットが確認できる。これはまさしくシーズン2で初登場するキャラクター、ニコ・ロビンの衣装だろう。
Jeff Ward is pulling back the curtain to this circus! The clown prince himself is here to give you a sneak peek behind the scenes of One Piece Season 2.
— ONE PIECE(ワンピース) Netflix (@onepiece)
ニコ・ロビンは、バロックワークスの副社長“ミス・オールサンデー”として登場し、のちに麦わらの一味の仲間になるキャラクター。クールで知的な考古学者であり、“ハナハナの実”の能力者でもある。原作でロビンが自らの能力を披露するシーンで身に着けているのが、この白のロングコート&カウボーイ・ハットだ。そこでロビンは「体の各部を花のように咲かす力」を持つと説明した後、「咲く場所を厭わない私の体は…あなたを決して逃がさない」と言い放つ。読者がロビンの強さを確信するアイコニックなシーンだ。
もっとも、このシーンを「実写版のシーズン2で見られるかも」と期待するのは早いかもしれない。というのもシーズン2では、ローグタウン、リヴァース・マウンテン(双子岬)、ウイスキーピーク、リトルガーデン、ドラム島の冒険までが描かれるで、これは原作でいうと単行本12巻から17巻あたりに該当する。しかし原作でロビンがこの衣装を着ているのは、その後の物語になるからだ。原作のタイムラインを考慮すると、シーズン2にこの衣装は登場しないと思われるが、果たして……?