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ルアーメーカープロスタッフの中学自体の自由研究テーマ:ナマズ釣りの「詩」で入賞?

TSURINEWS

シーバスの自由研究(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

ルアーメーカー「メガバス」のソルトプロスタッフである筆者の中学時代の自由研究はシーバスだった?!釣りバカ中学生時代の研究を紹介。

自由研究テーマは「シーバス」

筆者がシーバスを題材にした理由は、「ただ釣りが好きであったから」です!中学1年生や2年生は釣りや魚とは全く関係のない自由研究でしたが、やはり興味のないことをしようと思っても中々重い腰は上げられません。

いつも夏休みの宿題は億劫だったので、それなら少しでも興味がある釣りのことをやれば捗るのではないかと思って、自信の身近なシーバス釣りについての記事を書きました。

シーバスの習性と釣り方を研究

私の研究したかった内容としましては、シーバスの習性を研究して、それにアジャストした釣り方を自由研究で発表するというものでした。

シーバスの行動を理論づけて説明することが最も難しく、釣りをやったことない方に説明することはとても難しいと思ったことを今でも覚えています。

潮の流れと魚の習性

まず研究したのは、「潮と魚の習性」です。とくに着眼点としたのは、「魚は潮に逆らって泳いでいる」という点についてです。ほとんどの魚でもシーバスにでも言えることなのですが、潮が流れていると常にシーバスは潮に逆らって泳ぐ習性があります。

潮流について(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

そこで釣りをする時も潮の流れをしっかりと読んで、ルアーも潮に逆らいながらトレースすると釣果も上がるのではないかという考察をしました。今思うと、なぜ魚は潮に逆らって泳いでいるのかということを考察するべきだったと思います。

釣れる魚と釣れない魚

もう一つは「ルアーに反応する魚」について書きました。ポイントの全てのシーバスがルアーに反応するわけではなくて、そのうちの何%がルアーに反応して、なおかつさらに少ない数のシーバスがルアーを捕食してくるという内容を書き、ルアーに反応するシーバスは遺伝子レベルである程度、数が決まっているのではないかという考察しました。

釣れる魚と釣れない魚(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

つまり、親がルアーに反応するシーバスは、その子供のシーバスもルアーに反応しやすい遺伝子なのではないかということです。

専門用語は少なめに

専門用語を使ってしまうと、自由研究を見る人は釣りをしたことない人が大半なので、全く内容が伝わらないと思います。

できるだけわかりやすく(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

そこで、釣りの専門用語には説明欄を軽く書いておいて誰にでもわかりやすく作ることが大切であると思いました。

研究の具体的な手順

私の思う自由研究はとにかく自由であることが大切であると思います。そこで、まずは事実となるシーバスの習性を書きます。そこからわかる仮説を数個考えて、ネットや図書で研究してみます。

その自分の仮説とネットや図書で研究したことを踏まえた上で、「自分はこう思う!」という考察を入れてみると、オリジナルの研究発表ができると思います。たとえ全て正解でなくとも、自分で考えた理論でシーバスが釣れたら、それは正解なわけです。

結果は?

私の自由研究の結果は……残念ながら入賞ならず。シーバスの中でもかなりマニアックな内容であったことや、釣りをしていない人には伝わらない内容だったと、今になって思いました。ただ中学生の頃の自分で精一杯調べて書いた内容なので、その考え方は今のシーバス釣法のベースとなっています。

釣りの詩で入賞

また自由研究以外に、詩の創作もあったのですが、それに関しても釣りを題材とした詩を作りました。ナマズ釣りについての詩だったのですが、なんとこれが入賞して碧南市の広報に載りました。

ナマズ釣りの詩(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

今まで詩なんて書いたことなかったのですが、やはり自分が好きなことを題材とした文を書くのは楽しいなと思い、今でも書くことが好きであることは事実です!皆さんも自由に自分の興味を自由研究にしてみてはいかがでしょうか?

<杉浦永/TSURINEWSライター>

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